株式会社poliseeの共同設立者である水越尚子弁護士が、中央大学国際経営学部の専門科目「グローバル化と情報法」において、「情報に関わる政策形成とビジネスへのインパクト」をテーマに特別講義を実施しました。
講義では、政策立案プロセスを可視化するツール「polisee®」を用いて、法制定や政策立案のライフサイクル(Policy-Making Lifecycle)を解説。個人情報保護法の見直しやセキュリティ・クリアランスなど、最新の事例も紹介されました。
さらに、AI新法など現在政府でも議論中の法令やルール策定について、学生と活発な議論を展開。学生からは、政策立案過程への参画方法や、急激な技術革新の中で法律制定が難しいAIに関する質問が寄せられました。
学生からは、「情報に関わる政策形成の重要性とその複雑さについて非常に印象に残りました。具体的なプロセスや関与する要素が可視化されていたことで理解が深まりました。」、「AI新法に関するワークから、急激に進む中で法律制定が難しいAIについて考えることができた」など、政策形成過程への関心を高める声が聞かれました。
国松麻季教授は、「polisee社の水越氏による講義は、法改正・政策形成過程への関心を促し、その重要性を履修生に深く理解させるものでした。今後も国際経営学部では実務の最前線で活躍される専門家との対話の機会を設け、探求心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。」とコメントしています。
株式会社poliseeは、法律や政策に関する情報を最新テクノロジーで可視化し、企業に提供するリーガルテックベンチャーです。水越尚子弁護士は、「中央大学の実学教育の場において、政策形成過程に積極的に自ら関与していく事の重要性をビジネスの観点から理解してもらう機会を提供でき、また学生の方々の高い関心に直に触れられた事を大変嬉しく思います。」と述べています。
「polisee®」は、政党、政府省庁、有識者の最新情報をPolicy-Making Lifecycle®に沿って一元化し、ビジュアルに分析・検索・監視する特許取得済みのプラットフォームです。日本語と英語に対応し、グローバル企業の情報共有や戦略策定を支援します。また、渉外担当を持たない中小企業でも、法令改正に対して積極的にタイムリーな対応が可能になります。