設備監視の効率化
2026-08-28 08:20:19

大成有楽不動産が挑むIoTでの設備監視効率化試験導入

大成有楽不動産とMODEが行ったIoT導入の試験検証



大成有楽不動産株式会社(以下、大成有楽不動産)は、シリコンバレー発のスタートアップMODE, Inc.(以下、MODE)が提供するIoTプラットフォーム「BizStack」を試験導入し、これにより複数棟で構成される管理物件における設備監視の効率化を図りました。今回はその試験導入の背景と実施内容、得られた効果について詳しくご紹介します。

導入の背景と課題



最近、不動産管理業界は深刻な人手不足に直面しています。大成有楽不動産はこの問題に対処するため、業務の効率化と持続可能な管理体制の構築を目指し、IoT技術の導入を進めています。特に広範囲の敷地に複数施設がある場合、以下のような課題が浮上していました:

1. 異常把握のタイムラグ:設備警報が発生する際、現地確認のための移動が必要になることから、異常の把握に時間がかかる。
2. 原因特定への移動負担:設備情報や警報の詳細確認のため、管理者が監視盤に行く必要がある。
3. 経年劣化への予防保全:設備の異常を早期に検知し、予防保全を図る必要がある。

これらの課題を解消する手段として、BizStackの試験導入が決定されました。

実施概要



試験導入では、遠隔カメラや各種センサーを活用し、設備情報を一元管理する環境を構築しました。その主要な検証内容は以下の通りです:

  • - 遠隔カメラ:設備警報を監視するカメラを設置。警報発生時には担当者に通知され、現場へ向かう前に映像で確認できます。

  • - 環境センサー:警報盤周辺に設置し、一定以上の警報音を検知した際にはBizStackへ通知します。これによりリアルタイムで警報状況を把握。

  • - ランプセンサー:設備盤の表示灯に設置し、警報種別を遠隔で把握できる仕組みを検証。

  • - 漏水センサー:漏水リスクの高い場所に設置し、漏水発生時にはBizStackに通知するシステムを導入しました。

実施効果



試験導入の結果、異常対応時間が従来の30分から約5分に短縮され、83%の効率化が実証されました。具体的には、警報が発生した時に現場に行く前に必要な情報を前もって確認できるようになり、活動を迅速に行えるようになったのです。

また、各種センサーによる遠隔での状態把握により、無駄な移動や確認作業が減少しました。これにより、管理人員の効率的な配置が可能になり、限られた人材を有効活用できる環境が整備されました。

今後の展望



この試験導入は今後の方向性を示す重要な機会です。MODEはBizStackを通じて、より多くの現場における業務効率化を図り、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援する予定です。

BizStackとは



「BizStack」は、現場のリアルタイムデータの一元管理を実現するプラットフォームで、AIを活用した直感的な操作により業務の安全性向上や効率化を可能にします。建設、製造、物流など多様な業界での導入が進められています。

大成有楽不動産の今回の取り組みは、不動産管理業界における未来の働き方の一例として、他社にとっても大きな参考になるでしょう。


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会社情報

会社名
MODE, Inc
住所
1840 Gateway Dr. Suite 250
電話番号
03-4500-8059

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