GDOが中国ゴルフ市場へ進出、1872と業務提携し新たな旅行商品を展開

GDO、中国のゴルフサービス企業1872と提携

ゴルフダイジェスト・オンライン（GDO）は、中国におけるゴルフサービスの大手企業である鷹皇商務科技有限公司（商号：1872）と業務提携を結びました。この提携により、両社はそれぞれの強みを結集させ、中国富裕層のゴルファーを日本に誘致することを目指します。GDOは国内のゴルフ場と幅広いネットワークを持ち、1872は中国国内において豊富なマーケティングチャンネルを駆使して多くの顧客にアプローチします。

ゴルフ需要の高まり

中国国内におけるゴルフの人気は急速に上昇しており、特に富裕層を中心にゴルファー人口の増加が顕著です。これに呼応する形で、中国国外でのプレーを求めるニーズも高まり、近年では日本を訪れる中国人観光客が増加しています。最近のデータによると、中国からの訪日旅行者数は着実に増加しており、個人観光ビザの解禁を受けてさらに増えることが予想されています。訪日旅行者の多くはショッピングや温泉を重視していますが、GDOはこの動向に着目し、ゴルフ、ショッピング、温泉を組み合わせた特別な旅行プランを提供することで、この需要に応えようとしています。

提携の内容

GDOは、日本に独自の観光資源であるゴルフ場、温泉旅館、ショッピング施設を活用し、それを基にした旅行商品を企画します。その後、中国人富裕層向けに1872が販売・マーケティングを行います。提携第1弾として、すでに東京、大阪、北海道を中心に50のゴルフ場と40のホテル・温泉旅館が参加意向を示しており、今後その数は増加する見込みです。

業務提携を通じて、GDOと1872は、日本国内の観光産業に新たな風を吹き込むことを計画しており、具体的な旅行プランは2010年4月下旬にサービスを開始予定です。