熊平美香氏がミントフラッグに新たに株主として参画
ミントフラッグ株式会社は、文部科学省中央教育審議会委員などの役職を歴任してきた熊平美香氏を新たな株主に迎えたことを最近発表しました。熊平氏は豊富な経験を持ち、この参画によってミントフラッグが提供する英語学習アプリ『マグナとふしぎの少女』がさらに広がることが期待されています。
英語学習の新たなスタイル
日本では多くの人が英語を学んでも、実際に話せる人はわずか8%に過ぎないと言われています。教育界の長年の課題として認識されており、ミントフラッグはその解決に向けて「英語って楽しい!」というコンセプトを掲げています。
「マグナとふしぎの少女」は、その制作にあたり、独自のファンラーニングメソッドを採用し、学びを楽しモノとして捉えることができるように設計されています。子どもたちがゲームの世界に夢中になることで、自ら進んで英語を学ぶことが可能になります。
熊平美香氏の教育への情熱
熊平氏は、今回はミントフラッグに加わった理由を語っています。「英語って楽しい!」という体験をすべての子どもたちに届けることが、彼女の願いだと述べています。自身が高校時代にアメリカに留学した際、英語を話せないことに直面した苦い経験が、その動機になっています。また、息子が「英語が嫌い」と口にしたことも、教育改革への思いを強めた要因です。
無償提供の拡大
ミントフラッグは昨秋より無償で全国の学校に「マグナとふしぎの少女」を提供し始めました。この取り組みは、英語教育の地域や経済格差を無くすことを目的としています。すでに150校以上の学校で導入されており、熊平氏の株主参画を機にさらに普及が進むとされます。
6月11日から13日まで開催される教育総合展・EDIX大阪では、無料で学校に提供しているこのアプリのデモも行われる予定です。興味のある方はぜひ、展示会のブースを訪れてみてください。
未来の英語教育の可能性
このようにミントフラッグが進めるファンラーニング型英語教育は、教育界だけでなくビジネス界からも注目を集めています。熊平氏の参画によって、現在の英語教育の課題を克服するための一歩が踏み出せるかもしれません。教育界の変革が期待される中、私たち大人も、子どもたちの新しい学びを支える重要な役割を担っています。これからの英語教育がどのように進化していくのか、目が離せません。