宇宙のアイマスク
2025-10-14 11:45:39

Nウォーム素材のアイマスクが宇宙で活躍!新たなリラックス体験を提供

宇宙での新たなリラクゼーション体験



最近、株式会社ニトリが開発したアロマアイマスクが国際宇宙ステーション(ISS)で利用されることになりました。このアイマスクにはニトリが誇る吸湿発熱素材「Nウォーム」が使用されており、宇宙での心地よい環境づくりに寄与することを目指しています。

共同開発の背景


このプロジェクトは、宇宙と地上の両方の環境をより良くすることを目的とした「Think Space Life アクセラレータ・プログラム2021」に基づいています。株式会社ニトリ、株式会社IRiS Tokyo、そして三生医薬株式会社の三社が連携して、宇宙飛行士が抱える「睡眠」の問題解決を目指しました。 特に長期の宇宙滞在中に直面する睡眠不足の解消を目指し、香りと温もりを組み合わせた製品が誕生したのです。

2025年の夏、特別なアイマスクが日本の実験棟「きぼう」へ打ち上げられ、同年9月17日にはJAXAの宇宙飛行士、油井亀美也さんによって実際に使用されました。彼は「温かく感じますね」とその感想を語りました。

アイマスクの仕組みと素材の特徴


このアロマアイマスクの特筆すべき点は、香りを閉じ込めた「香るカプセル」と吸湿発熱素材である「Nウォーム」を組み合わせているところです。香るカプセルは、IRiS Tokyoが設計した天然精油ブレンドを高密封シームレスカプセルに封入したもので、カプセルを潰すことで芳香が広がります。また、Nウォームの特性により、アイマスク自体が温かさを保ち、心地よい睡眠環境を提供します。

宇宙での挑戦と安全性


宇宙で利用される製品は、地上でのものよりもはるかに高い安全性や耐久性が求められます。このアイマスクの開発過程では、素材選定、製剤設計、そして構造検証に至るまで、様々な側面からの検討が行われました。これにより、精油の揮発性を考慮した安全な使用が可能となり、JAXAの「きぼう」有償利用制度の中でも初めて、精油を用いた「香りの提供」が実現したのです。

ニトリの取り組み


ニトリは「お、ねだん以上。」というスローガンのもと、これまでも暮らしの質を向上させるための製品を開発してきました。特に寝具においては、安心感と快適さを追求し、これからも質の高い睡眠環境を提供するために邁進していく意向を示しています。

宇宙でのQOL向上に向けて、この新たな取り組みに期待が寄せられます。今後、地上でもさらなる快適なライフスタイルの提案を続けていくニトリの今後の展開にも目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ニトリホールディングス
住所
北海道札幌市北区新琴似七条1丁目2番39号
電話番号
011-330-6200

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