令和7年度「財界賞」「経営者賞」の受賞者が決定
総合ビジネス誌『財界』が主催する恒例の『財界賞』と『経営者賞』において、令和7年度の受賞者が発表されました。選考委員会は2023年11月4日に東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急で開催されました。
受賞者一覧
以下が、受賞者の一覧です。
- - 『財界賞』 亀澤宏規(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)
- - 『財界賞特別賞』 茂木友三郎(日本生産性本部前会長、キッコーマン取締役名誉会長)
- - 『経営者賞』
- 市川晃(住友林業会長)
- 岡田直樹(フジクラ社長)
- 菱木貞夫(染めQテクノロジィ代表取締役)
- 三澤茂計(中央葡萄酒社長)
- 三澤彩奈(中央葡萄酒取締役)
- デビッドハ(Sakana AI CEO)
- 伊藤練(Sakana AI COO)
受賞理由の詳細
受賞者の選考理由は、各々が社会貢献や業績を上げたことが大きな評価のポイントでした。特に新しい時代の金融機関のモデルを確立しつつある亀澤氏は、先行きを見据えたビジョンが評価されました。
『財界賞』 亀澤宏規氏
亀澤社長がリーダーを務める三菱UFJフィナンシャル・グループは、国際的な金融機関の新たな形を追求しており、その評価も高いです。海外への進出、特に米投資銀行・モルガン・スタンレーへの出資は大きな一手とされています。また、個人向けの総合金融サービス「エムット」の立ち上げやAIを活用した取り組みも注目されています。
『財界賞特別賞』 茂木友三郎氏
茂木氏は、日本生産性本部前会長として日本の生産性向上に力を注いできました。特に、食品業界ではキッコーマンの取締役名誉会長として60年以上の歴史を持つ同社のグローバル展開を推進してきたことが評価され、食文化の国際標準化にも貢献しています。
『経営者賞』 市川晃氏
住友林業の市川会長は、気候変動問題に向き合い、木材を活用した持続可能なビジネスを展開しています。「ウッドサイクル」と称されるバリューチェーンを駆使し、国内外での戸建て住宅事業も大規模に展開し、環境配慮型の経営が高く評価されました。
『経営者賞』 岡田直樹氏
フジクラの岡田社長は、生成AIがもたらす新たな市場において、電線業界でのシェア拡大を続けています。特にデータセンター向けの需要増加に伴い、四期連続で最高益を更新するなど、その成長は目覚ましいものがあります。
『経営者賞』 菱木貞夫氏
染めQテクノロジィの菱木氏は、老朽化したインフラに対する持続可能なメンテナンス技術を開発し、補修ニーズに応える企業としての責任を果たしています。壊さずに修理できる技術は、地方自治体や企業から高く評価されています。
『経営者賞』 三澤茂計氏と三澤彩奈氏
二人三脚で運営される中央葡萄酒では、創業からの歴史を引き継ぎつつ、品質向上に努めています。地域とのコラボレーションで生み出された「甲州ブランド」は、国際市場でも評価されています。
『経営者賞』 デビッドハ氏と伊藤練氏
AI業界のスタートアップとして急成長を遂げたSakana AIは、日本最速のユニコーン企業とも称され、革新的なAIモデル開発を行っています。大手銀行やテクノロジー企業からも注目されており、その成長には期待が寄せられています。
終わりに
今回の受賞者は、それぞれ独自の視点や取り組みで日本経済に貢献しており、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。特に新時代の経営者としての姿勢が、新たなビジネスモデルや社会的価値創出の手本になっています。今後のさらなる活躍を心から期待します。