グラアティア株式会社がシードラウンドで約2,000万円調達
2023年の初旬、グラアティア株式会社が運営する食のプラットフォーム「Green Dining」が、シードラウンドにおいて約2,000万円の資金調達を行った。出資者には、創業支援を専門とする株式会社ゼロワンブースターや、著名なエンジェル投資家が名を連ねている。
グラアティア株式会社について
グラアティアは、東京都港区に拠点を構え、2016年11月に設立された。代表取締役の竹内恵子と新垣道子が率いる同社は、「食のチカラ」を駆使して企業と出張シェフを結びつけ、様々なコミュニケーションの場を創出する新たなサービス「Green Dining」を提供している。このプラットフォームは、累計で約15,000名に利用され、多くの企業に貢献してきた。
特に、グラアティアは企業のコミュニケーションを活性化し、またシェフには新しい働き方を提供することに力を入れている。このような取り組みが、食を媒介とした新しい形の交流を生み出すことにつながっている。
資金調達の目的
今回調達された資金は、プラットフォームのシステム構築やエンジニアの人員増強に使われ、グラアティアの事業成長を加速することが期待されている。食のプラットフォームの拡大は、さらなる利用者の増加を見込んでおり、今後の展開が注目される。
主要出資者の紹介
出資の中心となった株式会社ゼロワンブースターは、起業家向けのシェアオフィスや、企業内起業人材研修プログラムを提供する企業だ。また、スタートアップ支援を行うSGcapital株式会社も名を連ね、代表の曽我健氏が関与している。料理研究家の小西朋子氏をはじめとするエンジェル投資家たちも、同社の成長を後押しする存在として期待されている。
Green Diningの特徴
「Green Dining」は、企業のニーズに応じてシェフを派遣し、出張料理を通じたビジネスイベントや社内イベントを提供するサービスだ。これにより、食を通じた新たな体験を提案し、企業内のコミュニケーションを深める重要な場となる。
プラットフォームを利用することで、参加者は食事を共にすることでよりオープンなコミュニケーションを実現し、仕事の効率も向上するといわれている。これからの時代、食が人々を繋ぐ重要な要素になることは間違いないだろう。
今後の展望
グラアティア株式会社が展開する「Green Dining」は、これからさらに多くの企業やシェフとのコラボレーションを進め、食を通じたビジネスシーンの進化を実現していく。今後の資金調達をもとに、システムの充実や新たなサービスの拡張が期待される。また、このビジョンが社会にどのようなインパクトをもたらすのか、引き続き注目していきたい。
詳しいサービス内容や利用方法については、公式ウェブサイトをご覧いただきたい。
Green Dining