東京ミッドタウンの環境志向
2025-09-29 11:06:11

東京ミッドタウンが生物多様性の認証を取得し環境共生を推進

東京ミッドタウンが取り組む環境共生の最新状況



東京ミッドタウンは、豊かな自然環境の保全を次世代へ引き継ぐために、積極的に生物多様性に配慮した施策を講じています。この度、東京ミッドタウン日比谷は「いきもの共生事業所Ⓡ認証(ABINC)」を取得し、六本木のミッドタウン・ガーデンも自然共生サイトに選ばれました。

信念と取り組みの背景

三井不動産株式会社は、「& EARTH for Nature」という環境との共生宣言の下、自然との調和を重視した街づくりを進めています。この宣言は、私たちの生活環境を「自然」と「人」が共存できるものと捉え、持続可能な社会形成に寄与することを目指しています。特に“生態系を豊かにする”ことを重要課題として掲げ、次世代に向けた調和の取れた環境の実現を目指しています。

東京ミッドタウン日比谷での施策


東京ミッドタウン日比谷では、竣工以来、周囲の自然とも調和した生物多様性への配慮が評価され、ABINC認証を取得しました。周囲の日比谷公園と連続した約2,000㎡(緑化率約40%)の緑地を設け、地域の動植物に優しい環境が整えられています。具体的には、様々な植栽計画や巣箱の設置、石積み蛇篭、バードバスといった取り組みを導入し、地域全体の生態系の向上に寄与しています。

さらに、ハイラブル株式会社提供の生きもの音声分析技術「KoeTurri」を用いて、来街者へ生態系の魅力を伝える取り組みも行っています。このテクノロジーによって、生き物観察イベントを開催し、地域の方々や来街者と共に日比谷の環境をより良くしていく活動を進めています。

ミッドタウン・ガーデンの自然共生


一方、東京ミッドタウン(六本木)に位置するミッドタウン・ガーデンは、約1.38haにわたる広大な緑地として認定され、植物が220種以上、動物が多く生息する貴重な場所となっています。旧防衛庁時代から保存された樹木や、東京都レッドリストに載る絶滅危惧種も確認されるなど、都心でも生物多様性が確保されています。

さらに、四季折々の美しい植栽に彩られ、来街者が自然を身近に感じられるイベントも数多く実施されています。過去にはピクニックやサステナブルなクリスマスツリー作りなど、訪れる人々に楽しさを提供する取り組みが行われてきました。

期待される未来


三井不動産は、今後もこれらの取組みにより都心部において人と生物が共存できる場を提供し続けることが求められています。次世代へと受け継ぐ豊かな環境を構築するため、植物や動物にやさしい街づくりを通じて、訪れる方々と共に持続可能な社会の実現に努めていく姿勢は印象的です。

このように、東京ミッドタウンの各プロジェクトは単に商業施設としてだけでなく、環境に配慮した真の共生を実現する場所として、今後も地域社会と連携しながら発展し続けることでしょう。未来に向けて、自然と人が共存できる環境を作り上げる挑戦に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
三井不動産株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号

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