仕事モチベーション調査
2025-07-07 11:41:23

世代別で浮き彫りに!仕事へのモチベーション調査結果

仕事に対するモチベーションの現状



最近、働き方に関する調査が行われ、その結果が注目を集めています。MENTAGRAPH株式会社によって実施されたこの調査では、全国の20歳から65歳のビジネスパーソン500名を対象に、仕事へのモチベーションとその向上要因について具体的に探ります。

調査の概要



この調査は、2024年12月5日から12月11日の期間に実施され、インターネットを利用したアンケート方式で行われました。調査の中で驚くべきことは、モチベーションを持っていると回答した人はわずか33.8%という結果でした。残りの約66%の人々は、仕事に対してモチベーションを感じていないということになります。

モチベーションを左右する要因



モチベーションの向上要因として最も多く挙げられたのが「給与」で、全体の54.2%がこの要因を選びました。世代別に見ると、特に20代から60代にかけて「給与」がモチベーションの鍵となっており、各世代においてその重要性が示されています。具体的な数字を見てみると、25歳以下で45.0%、26〜32歳で63.0%、33〜39歳で55%、40〜46歳で56%、47〜65歳で58%が満足度を請求する要因として「給与」を挙げています。

そのほか、モチベーションを向上させる要因として「評価(昇進等)」や「仕事のやりがい」が続き、評価に関しては38.6%、やりがいについては38.0%が支持を得ています。

モチベーションの低下と給与の関係



モチベーションの高い人は、「仕事のやりがい」や「自己成長」を重視する傾向があります。一方で、モチベーションが低い人は「給与」に目が向いていることが多く、給与が重要な要素として強調されています。具体的には、モチベーションがある人の54.4%が給与を重視しているのに対して、モチベーションがない人は65.0%と、顕著な差が示されています。

仕事の楽しさとやりがい



調査の結果から、仕事の「楽しさ」と「やりがい」には強い相関関係があることが明らかになりました。楽しいと感じる仕事を持つ人の85.5%がやりがいを感じており、その逆もまた然りです。このように、仕事を楽しむことがモチベーションに直結している様子が伺えます。

Z世代の仕事選びの傾向



特に注目すべきは、20代から25歳にかけての若手ビジネスパーソンの間で「やりたい仕事内容でないとやりたくない」派と「やりたい仕事内容ではなくとも給与を重視する」という二極化が進んでいることです。26歳以降になると、「やりがいを感じられれば良い」という意見が増えており、年代が進むにつれて現実的な傾向が強まっていることが示されています。

企業への示唆



この調査結果は企業にとって非常に重要な示唆を含んでいます。「給与」だけでなく、「やりがい」や「楽しさ」といった内的な報酬も重視されるべきだということです。単なる給与上昇だけでは、長期的なモチベーションの維持は難しいと考えられ、企業文化の設計にも影響を与えるでしょう。企業は従業員が働きやすい環境を整え、効率的に業務を進めるための努力を惜しまない必要があります。

このように、MENTAGRAPHの調査は、現代社会における働き方の本質を見つめ直すきっかけとなりそうです。


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会社情報

会社名
MENTAGRAPH株式会社
住所
東京都中央区八重洲1−8−17 新槇町ビルヂング 6F
電話番号

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