早稲田×AI商品企画
2025-11-19 11:10:07

早稲田大学ビジネススクールが開講するAI活用商品企画の授業とは

早稲田大学ビジネススクールにおける商品企画と生成AI



早稲田大学大学院経営管理研究科、通称ビジネススクールは、この度、生成AIを取り入れた商品企画に特化した授業「マーケティングと社会価値創造」を開講しました。この授業は、AI技術の進化をビジネスの現場にどのように応用するかを探求するものであり、特に新しい市場の創造に向けたアプローチを学ぶことが目的です。

商品企画を革新するAI技術



株式会社プラグの支援のもと、講義ではAIサービス『CrepoパッケージデザインAI』が活用されます。このツールは、商品企画のプロセスにおいて、ニーズの探索からコンセプト開発、パッケージデザイン、ビジュアルイメージ作成までをサポートします。このようなAI技術を活用することで、学習者は現実のビジネス問題に対する解決策を模索することができます。

実践的な学びの場



この授業は講義、ケーススタディ、グループワークを組み合わせた形式で進められ、特にグループワークでは受講者が実際にChatGPTとCrepoを使って商品企画に取り組みます。理論を実践に活かすことで、学びの深さを実感することができるでしょう。

授業の特色と目的



授業の狙いとして、以下の三つの目標が設定されています。

1. 社会課題の解決: マーケティング視点で社会課題を理解し、新たな市場を開拓するための理論と技術を学びます。
2. イノベーションの実践: 生成AIを実際のビジネスにどう応用するかを体験的に学び、テクノロジーと人との協力の仕方を学びます。
3. 協力による価値創造: 未知の領域でさまざまなステークホルダーとの協業を通じて、実践力を養います。

代表取締役社長小川亮氏のプロフィール



この授業を担当する株式会社プラグの代表、小川亮氏は、慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、キッコーマンに勤務。その後、経営管理の専門知識を得るために大学院でMBAを取得し、さまざまな商品企画支援やデザインコンサルティングに従事しています。特に、生成AIと知的財産権に関する専門家としても活躍しており、経済産業省の委員としても参加するなど、多岐にわたる経験を持っています。

CrepoパッケージデザインAIとは



このAIツールは、商品企画におけるデザインのプロセスを大幅に効率化するために開発されました。「コンセプト」「パッケージデザイン」「ネーミング・キャッチコピー」などをAIが生成し、企業は自社のニーズに合ったデザイン案を簡単に作成できます。またこのシステムは、消費者の好みやイメージを予測する評価機能を備え、外部のリサーチデータも活用して市場に適した商品開発を支援します。

結論



早稲田大学ビジネススクールでのこの授業は、生成AIを実際のビジネスニーズに応じた方法で応用する貴重な機会であり、今後のビジネスリーダーたちが新たな市場を切り拓くための基盤を築く場となるでしょう。

このような新しい試みは、社会全体が進化し続ける中で、次世代の価値創造にどのように寄与するのか、今後の展開が非常に楽しみです。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社プラグ
住所
東京都千代田区神田神保町1-3-5 冨山房ビル3F
電話番号
03-5577-7850

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。