奥村組の水処理技術
2026-06-29 09:24:20

環境省実証事業に採択された奥村組の先進水処理技術

環境省実証事業に採択された奥村組の水処理技術



環境省の「PFOS等の濃度低減のための対策技術の実証事業」において、株式会社奥村組が提案した水処理技術が昨年度に続き採択されました。この実証事業は、PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)等の有害物質の濃度低減を図ることを目的としており、環境保全や生活環境の向上に寄与する取り組みです。

背景


PFOS及びPFOAなどのPFAS(ペルフルオロアルキル化合物)は、自然環境中で分解されにくく、人体に長期間残留するため、有害性が懸念されています。これらは主に半導体製造や泡消火剤に使用されてきましたが、環境中への影響が国際的にも注目されています。PFOS等は残留性有機汚染物質として廃絶の対象にされており、日本国内でも製造や輸入が基本的に禁止され、公共用水や地下水に対しては指針値も設けられています。

  • - 【参考】PFASとは、持続性が高く、環境中に残存する化合物群です。これらは健康への影響があるため、国家政策としてその管理が求められています。

実証試験の概要


昨年度の成功を受け、奥村組は廃棄物の埋立処分場から出る浸透水を対象にした新たなイオン交換樹脂を用いた水処理システムの実証試験を行います。このシステムは、特にPFOS等の濃度を低減することに焦点を当てています。

昨年度の試験では、汎用のイオン交換樹脂を使った際に、21項目のPFASを効果的に吸着・除去できることが確認されました。今年度は以下の運用手法が検証されます。

1. pH制御による装置の目詰まり抑制
原水質のpHを調整することで、設備の自動運転をより安定させる手法です。これにより、水処理の効率を向上させることが期待されています。

2. PFASの化学的除去と樹脂の再利用
吸着したPFASを化学的に除去し、再度利用可能な状況を目指します。これによりコストや資源の有効活用が進むでしょう。

3. 現場でのPFOS等濃度評価手法の検証
現場環境において簡易的にPFOS等を評価できる手法を確認します。これにより迅速な対応が可能となります。

期待される成果


奥村組の取り組みは、環境省の実証事業を通じてさらに進化し、PFOS等の濃度低減に極めて重要な技術として位置づけられています。環境保全に関する規制が強化される中、この技術の実用化は社会的要求に応えるものとなるでしょう。また、生活環境を改善すると共に、持続可能な社会を築くための一助となることを目指しています。

お問い合わせ先


本件についての詳細は以下の連絡先までお願いします。
株式会社 奥村組
技術本部環境ソリューション部 環境技術課
担当:清水
電話:06-6625-3764
メール:[email protected]


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会社情報

会社名
株式会社 奥村組
住所
大阪府大阪市阿倍野区松崎町二丁目2番2号
電話番号
06-6621-1101

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