美しいデザインと高性能を両立させた屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」
株式会社モノクロームが開発した屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」が、2023年3月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催された第16回PV EXPO春太陽光発電展に出展されました。
「Roof-1」は、太陽光発電モジュール全体を黒色にする独自の特殊加工技術により、黒色の金属屋根と一体化。まるで太陽光パネルがないかのような美しい外観を実現しています。意匠権も取得済みです。
さらに、「Roof-1」は屋根と太陽光パネルを同時施工できるため、従来の独立型太陽光パネルに比べて新築時の施工費用を抑えることができます。展示会では、小型の屋根に実際に「Roof-1」を設置した状態を展示し、その魅力を来場者にアピールしました。
エネルギー消費量も見える化する独自アプリ
「Roof-1」の特徴は、デザイン性だけではありません。同社が独自開発したアプリと連携することで、発電量だけでなく、家の中の電力消費量もリアルタイムで確認することが可能です。部屋ごとの消費電力状況を把握できるため、より効果的な省エネルギー対策を行うことができます。
展示会では、このアプリのデモも実施。モデルハウスで実際に「Roof-1」が発電したデータや、社員が居住した際の消費電力データなどを公開し、アプリの機能を分かりやすく説明しました。
横須賀市のモデルハウスも紹介
「Roof-1」を搭載した2棟のモデルハウスが、神奈川県横須賀市秋谷に建設中です。そのうち、Akiya-Aは中川エリカ氏、Akiya-Eは能作文徳氏が設計を担当しており、展示会では、両モデルハウスの建築模型と設計図などを展示しました。
株式会社モノクロームについて
2021年7月に設立された株式会社モノクロームは、創業者の梅田優祐氏が自宅を建設する際に、理想的な住宅用太陽光パネルと自然エネルギーを効果的に制御するソフトウェア(HEMS)がないことに気づき、その課題解決を目指して設立されました。
「Roof-1」と独自のアプリを通して、美しいデザインと環境への配慮を両立した住宅を提供し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
第16回PV EXPOへの出展概要
- - 展示会:第16回PV EXPO春太陽光発電展
- - 開催期間:2023年3月15日(水)~3月17日(金)
- - 会場:東京ビッグサイト 東2ホール ブースE16-42
- - 公式サイト:https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/pv.html
「Roof-1」は、単なる太陽光パネルではなく、デザイン性と機能性を兼ね備えた、未来の住宅を彩る新しいエネルギーソリューションと言えるでしょう。