壱岐市とアーバンリサーチのエンゲージメントパートナー協定
2025年1月30日、株式会社アーバンリサーチ(大阪府大阪市)が長崎県壱岐市とエンゲージメントパートナー協定を結ぶことが発表されました。この協定は、アパレル企業と自治体との協力の新たな形であり、特に注目される取り組みの一つです。
壱岐市の特性とパートナー制度
壱岐市は、共感や愛着を持ち、主体的に地域貢献を行おうとする企業や団体との共創を促進する「壱岐市エンゲージメントパートナー制度」を運営しています。この制度では、共に未来のビジョンを描くことで、パートナー間の結びつきを強化し、新しい文化の創出や交流の増加を図っています。今回の協定は、アーバンリサーチがこの理念に強く共鳴した結果として生まれました。
エンゲージメントパートナー協定の背景
この協力のきっかけは、2019年11月に壱岐市で開催されたSDGsフェスで、アーバンリサーチが出店したことです。それ以来、両者は定期的にコミュニケーションをとり、情報交換を行ってきました。協定の成立は、壱岐市のSDGs推進のビジョンと、アーバンリサーチの「未来のすごいを一緒に」の想いが合致したものと言えます。
壱岐市は2024年度から「CULTURE TERMINAL, IKI」を掲げ、離島としての未来像を具現化し、地方創生SDGsの先進地としての取り組みを進める予定です。アーバンリサーチもまた、地域発信や課題解決に取り組む「JAPAN MADE PROJECT」や、資源の循環をテーマにした「commpost」など、サステナビリティへの姿勢を一貫して示しています。
今後の展望と取り組み
エンゲージメントパートナーとして、壱岐市とアーバンリサーチは今後、現地調査を行い、市民や他のエンゲージメントパートナーとの対話を重ね、共同の活動が進められることが期待されます。具体的には、地域産業との連携や、衣類をはじめとする資源の循環をテーマとした取り組みが展開されるでしょう。
壱岐市エンゲージメントパートナー制度の意義
この制度は、壱岐市に親しみを感じ、主体的に貢献しようとする企業や団体をパートナー修聖として登録し、持続可能な関係を築くことを目的としています。
3C:アーバンリサーチのSDGs基本方針
アーバンリサーチでは、SDGs推進の枠組みとして「3C」という基本方針を掲げています。この方針に基づき、地域の魅力を発信し、課題解決に寄与することが求められています。
この先、壱岐市とアーバンリサーチは互いの特性を活かし合い、夢の実現に向けた活動がスムーズに進むことが期待されるでしょう。今後の成長と発展に、多くの関係者が注目しています。