新たな提携で発展するエネルギーサービス
株式会社タカラレーベンと東京電力エナジーパートナー、ファミリーネット・ジャパンは、2025年1月から持続可能な社会を目指し、インターネット及びエネルギー関連サービス「タカラレーベン with CYBERHOME」を開始します。この提携は、脱炭素社会を実現するための重要な一歩と位置付けられています。
提供されるサービスの内容
本サービスは、ファミリーネット・ジャパンのインターネット接続サービス、さらには再生可能エネルギーによるマンション一括受電サービスを組み合わせた内容です。タカラレーベンが販売する新築分譲マンションにおいて、CO2排出量の削減を図るため、エネルギー関連サービスがカスタマイズされています。また、マンション共用部への電力供給やガス供給、グリーン電力証書の提供も含まれています。
特に注目すべきは、東京電力エナジーパートナーが提供する「エネカリプラス」という太陽光発電サービスです。このサービスでは、入居者が廊下等の共用部分で再生可能エネルギーを利用できるよう支援します。そして共用部分の電気代が軽減されるだけでなく、非常用コンセントを設けることで停電時の対応も万全です。
取り組みの背景
タカラレーベンは、MIRARTHホールディングスを通じて、2024年9月から新築分譲マンション全てに太陽光パネルを標準装備し、更にゼロエネルギーハウス(ZEH)化を進めると宣言しています。これにより、環境への配慮とともに住まいの快適性も向上させることを目指しています。
東京電力グループも、カーボンニュートラルな社会を実現するための取り組みを加速しています。電力サービスの提供や設備サービスを通じて、顧客のビジネスを支えることを重視し、集合住宅向けの太陽光発電設備の導入を進めています。こうした取り組みにより、商品価値を高めていく狙いがあります。
多角的なSDGsの推進
タカラレーベンは「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする」という目的を掲げています。様々な事業を通じて、社会課題の解決に向けた取り組みを展開しており、地域創生にも積極的に参画しています。特に、全国各地での不動産やエネルギー事業に注力しており、新たな価値を世の中に提供しています。
イノベーションを促進する未来
この合意により、タカラレーベン、東京電力、ファミリーネットの3社は、持続可能な未来に貢献する商品づくりを進めていくことを約束しています。2025年3月に販売予定の「ザ・レーベン那覇新都心公園プレミスト」においては、本サービスの導入が予定されています。全国のマンション開発においても、エネルギーの効率化や再生可能エネルギーの活用を推進し、脱炭素の流れに乗っていくことでしょう。
タカラレーベンの先進的なビジョンと、東京電力グループのエネルギーの専門知識が結びつき、新たなサービスが提供されるこのプロジェクト。そのインパクトが、私たちの生活にどのように変化をもたらすのか、期待が高まります。