厚真町さくら植樹の取り組み
2023年10月11日(土)、北海道の勇払郡厚真町にて「厚真町さくら植樹」イベントが開催されます。この活動は、厚真町の町長、宮坂尚市朗氏と公益財団法人イオン環境財団の協力により行われ、地域住民が参加するものです。町内の自然環境を守るため、そして地域の美化を目的とした重要な活動です。
厚真町の魅力
北海道の南部に位置する厚真町は、森林が広がる豊かな自然環境を誇っています。その7割が森林で占められ、中央には美しい厚真川が流れています。周囲には田園風景が広がり、稲作や野菜の栽培が行われています。特に特産のハスカップは、日本一の栽培面積を誇り、地域経済にも貢献しています。こうした自然環境は、地域住民だけでなく訪れる観光客にとっても魅力的なポイントです。
植樹の歴史
平成27年からの3年間、イオン環境財団は厚真川上流部で水源の保全と防災の観点から、地域の住民1,800人と共に16,400本の植樹を行いました。2021年には、ふるさと納税の一環としてエゾヤマザクラとヤエザクラ30本を植え、その翌年から2024年には厚幌ダム工事で出た土を活用し、エゾヒガンザクラとエドヤマザクラを2,500本植えています。これらの植樹を通じて、累計で2,730本のさくらが復興のシンボルとして植えられています。
今年の植樹イベント
そして2023年、厚真町の町有林の伐採跡地で行う植樹には、150名の参加者が集まります。エゾヤマザクラ400本が植えられ、これにより、同町でのさくらの累計植樹本数は3,130本に達します。地元の皆さんにとって、このさくらが「さくらの名所」として憩いの場となることを願って、植樹が行われるのです。これは、未来の世代に美しい自然を引き継ぐための重要なステップでもあります。
環境への取り組み
厚真町とイオン環境財団は、今後も環境保全活動を積極的に行い、次世代に美しい地球を引き継ぐ努力を続けます。このような植樹活動は、地域の環境保護だけでなく、地域住民の心の豊かさにも寄与するでしょう。イベント当日は、地域住民や企業の関係者が集い、この日を祝う予定です。
詳細情報
- - 開催日時: 2025年10月11日(土)10:30~11:30
- - 開催場所: 北海道勇払郡厚真町字本郷231-1
- - 植樹本数: 400本(エゾヤマザクラ)
- - 参加人数: 150名
- - 主催: 厚真町・公益財団法人イオン環境財団
- - 協力: イオン北海道株式会社
このイベントは、地域のコミュニティが環境保全に向けて一丸となる機会であり、厚真町のさらなる発展を目指す大切な取り組みです。