北九州市、新たな人材確保に向けた講演
北九州市が進める「北九州市・新ビジョン」に基づき、行政職員のリクルーティング活動が加速しています。この度、令和6年12月18日(水)の午後4時20分から、山口大学の吉田キャンパスにて武内市長による講演が行われます。本講演は「北九州市役所リクルートAction!」という取り組みの一環であり、市長自らが若い世代と直接対話し、職員としての魅力や市役所でのキャリアについて語ります。
背景と目的
北九州市では、少子化や変化する雇用環境に直面し、人材獲得競争が厳しさを増しています。このような社会情勢の中、令和6年3月には「北九州市・新ビジョン」が策定され、新たな基本構想と計画が打ち出されました。これを踏まえ、より多様で有望な人材を求めて市役所への就職希望者を増やす取り組みを強化しています。特に大学生や新卒者をターゲットとした活動が重要視されています。
講演の詳細
講演には約120名の学生が参加予定で一般の方の入場はできません。プログラムは、武内市長による自身のキャリアや人生観、職業観についての講演の後、質疑応答の時間が設けられています。この機会を通じて、多くの学生に北九州市役所の魅力や可能性を直接伝えることが狙いです。
リクルート活動の具体的な取り組み
北九州市は、リクルート活動として多面的なアプローチを行っています。以下はその主な取り組みの一部です。
- - インターンシップの拡大:令和6年度より通年でインターンシップを実施し、受入人数を大幅に増やしています。昨年比約1.4倍の136人を目指しています。
- - 大学へのリクルート訪問:市長自らが大学を訪問し、就職希望者との接点を増やしています。今年10月に北九州市立大学、11月に九州工業大学を訪問し、そして12月には山口大学での講演を予定しています。
- - セミナーや説明会の開催:令和7年2月にも市役所主催のセミナーを開催予定で、さまざまな説明会や合同説明会への参加を通じて学生にアプローチしています。
内定者フォローの取り組み
就職希望者の獲得だけでなく、内定者への支援も行っています。内定者交流会やメンター制度を設け、内定者同士や若手職員との情報交換ができる場を提供しており、安心して社会人としての一歩を踏み出せるよう支援しています。
取材の申し込みについて
講演の取材を希望される方は、事前に大学に申し込みが必要です。当日12時までに申し込むことで入構が可能となります。お車での来場の場合は、正門で守衛に取材の旨を伝える必要があります。詳細については北九州市人事委員会行政委員会事務局にご連絡ください。
今回の市長の講演は、北九州市がどのように次世代の人材を育成し、行政立の職務に引き寄せようとしているのかを知る重要な機会であり、多くの学生にとって刺激となることでしょう。