Tripwireの新サービス
2022-01-19 10:30:01

クラウドセキュリティを強化するTripwireの新サービスが日本に登場

Tripwire Configuration Manager、日本上陸



Tripwire社が新たに日本市場に投入した「Tripwire Configuration Manager」は、クラウドベースの資産保護を強化するための革新的なツールです。このソフトウェアは、マルチクラウド環境を採用している企業において、クラウドアカウントの設定を一括で監視、修復、自動化し、効率的な運用を実現します。これにより、企業は安全な設定ポリシーをマルチクラウド環境全体で適用し、情報セキュリティのリスクを大幅に軽減できます。

構成の誤りによるリスク



クラウドの利用が進む中、構成ミスが原因となるセキュリティインシデントやデータ漏洩が増加しています。Tripwire Configuration Managerは、セキュリティポリシーの実施を通じて、クラウドアカウントを常に安全な状態に保つサポートをします。このツールの自動修復機能は、コンプライアンス違反を検出し自動的に修正を行い、常に最適な構成を維持する役割を果たします。

ストレージの詳細モニタリング



新たに搭載されたストレージモニタリング機能では、マルチクラウドアカウント内のストレージ構成を詳細に分析することが可能です。この機能により、パブリックデータとプライベートデータの区別が簡単になり、ユーザーはデータのプライバシー設定を管理しやすくなります。さらに、暗号化やデータ保護の強化策を講じることで、特に重要なデータのプライバシーレベルを高めることや、特定の分野に焦点を当てた対策を講じることも可能です。

安全な構成管理の重要性



米国Tripwire本社のTim Erlin副社長は「企業がクラウドを利用する中で、セキュリティやプライバシー関連の課題が増加しています。特に構成ミスは安全性を損なう主要な要因です」と語っています。限られたリソースの中で、企業はネットワークを守るための効果的な手段が求められています。Tripwire Configuration Managerは、その解決策として多くの企業にとって基本的かつ重要なセキュリティ対策となるでしょう。

導入の容易さと多彩な機能



この新サービスは導入が簡単で、無料トライアルを通じて、短時間でクラウドアカウントのセキュリティを試すことができます。さらに、Tripwire Connectを用いることで、Tripwire Enterpriseとのデータ連携も可能となり、企業の全体的なセキュリティ状況の把握が容易になります。

Tripwire Configuration Managerの主な機能


  • - クラウドアカウントの設定を瞬時に評価
  • - 人的ミスによる設定誤りを最小限に抑える強制実行オプション
  • - リスクアセスメントを用い、コンプライアンス違反の優先順位を設定
  • - マルチクラウドに対応し、構成を一元監視
  • - ストレージ構成の詳細モニタリングによるデータプライバシーの強化
  • - 既存のTripwire製品とのデータ統合によるセキュリティ態勢の強化
  • - クイックスタート機能で迅速な導入を実現

Tripwireが支えるサイバーセキュリティ



Tripwireは20年以上にわたって、サイバーセキュリティの分野で確固たる信頼を築いてきました。金融、小売、産業、ヘルスケアなど、さまざまな業界の企業が、同社の提供する強固なセキュリティ体制によって進化し続ける脅威から保護されています。特に、インターネットに依存する現代のビジネスにおいて、Tripwireの技術はますます重要なものとなっているのです。

詳細については、Tripwireの公式サイトをご覧ください。セキュリティニュースやトレンドも、Tripwireブログで確認できます。

会社情報

会社名
トリップワイヤ・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区丸の内3-2-2丸の内二重橋ビル3F
電話番号
03-6837-9615

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