関東大震災からの教訓を活かす新刊の紹介
2023年9月1日、関東大震災の発生から100年が経過します。この歴史的な節目を記念し、火災のない未来を目指す新しい電子書籍『うっかり火災はシステムで防げる』が発刊されることとなりました。
震災の背景と火災の多発
関東大震災では10万人以上が犠牲となり、その92%が火災によるものでした。この悲劇を受け、先人たちは「燃えにくい」社会を構築しようと努力してきました。その思いを受け継ぎ、私たちは次世代に「火災のない社会」を実現する責任を感じています。この電子書籍は、被害者への哀悼の意を表し、未来に向けた提言として発刊されます。
著者・山口英治のプロフィール
著者の山口英治氏は、福岡県南部出身の57歳で、警備会社「セコム」とその特約店で30年以上にわたり消防設備の拡販・保守に従事しています。彼はこれまでに1000件以上の業務用厨房に関与し、防災と環境の両立に努める中で多くの実績を上げてきました。特に「防災セミナー」を通じ、飲食店経営者や消防士、市議会議員など、幅広い業種の関係者に防火対策についての知識を提供しています。
火災件数の現状と課題
火災件数自体は減少しているものの、飲食店火災はこの20年で150%増加しています。特に「ダクト火災」は消火が困難であり、消防士にとっては悩みの種です。糸魚川大火以降、小規模飲食店への「自動消火」の義務化が検討されましたが、実現には至っていないのが現状です。新たな技術と知見を共有することで、将来の火災リスクを軽減し、多くの命を守ることができると考えています。
書籍の内容と構成
今回の電子書籍は、以下の章立てで構成されています。
- 事例: ある百貨店での火災原因はルール違反
- 実は火災は減っている?焼肉店が原因?
- 自動消火の成功事例と誤作動の課題
- 地域を超えた情報交流の重要性
- - 第5章: 関東大震災から100年防災の記録を後世に
- 防災教育の重要性を説く
まとめ
この書籍を通じて、消火に関する正しい知識と技術を広め、火災から人々を守る意義を再確認していただきたいと思います。また、キャンペーン販売が予定されており、多くの方々に手に取っていただける機会を提供したいと考えています。今後の詳細については追ってお知らせいたします。
お問い合わせ
著者: 消防設備士 山口英治
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