日本におけるヨガと瞑想の実践状況
2023年および2026年に実施された全国調査に基づく結果が、合同会社リブウェルワールドから発表されました。この調査は「日本人のヨガ・瞑想白書2026」と題され、全国15歳以上の男女、合計8,000人を対象に行われました。東京だけでなく、地方に住む人々も含め、全国的な動向が見えてきたこの調査は、日本におけるヨガと瞑想の実践状況や、特に女性市場の変化を鮮明にしています。
ヨガ実践者の実態
調査の結果、日本人の約10人に1人がヨガを実践していることが判明しました。具体的には、2026年の時点でのヨガ実践率は9.7%で、これはおよそ1,000万人に相当します。男女別に見ると、女性の実践率は13.0%で、男性は7.0%という結果になり、女性が男性の約2倍もヨガを楽しんでいることが分かります。この傾向は2023年調査から変わっていません。
女性市場の変化
興味深いのは、特に女性のヨガ実践率が着実に増加している点です。2023年の実践率は15.8%でしたが、2026年には17.3%に達すると予測されています。中でも20代女性の成長が目を引き、17.7%から26.8%へと大幅な上昇を見せています。これにより、20代女性がヨガ市場の成長を牽引しているという事実が確認されました。
瞑想の普及
また、瞑想実践者はヨガ実践者をすでに超えており、2026年の瞑想実践率は11.9%で約1,310万人という数字が示されています。2023年の調査でも瞑想率はヨガよりも高く、ヨガ実践率は10.0%、瞑想実践率は11.6%でした。特に女性においては、瞑想の実践率が急激に増加しており、2023年には14.9%だったのが2026年には18.6%になると見込まれています。20代女性では、なんと31.4%が瞑想を実践していることになります。
ヨガによる身体トラブル
ヨガ実践者の中で、身体を痛めた経験があると答えた人は40.6%に達しました。年代別に見ると、20代女性では48.1%、30代女性では50.3%という高い割合が示されています。このような身体トラブルの経験も、今後のヨガ研修や指導方法に影響を与えることが予想されます。
ヨガ市場の成熟
調査の結果からは、日本のヨガ市場が衰退しているのではなく、むしろ成熟期に入っていることが分かります。日本人の健康習慣としてヨガや瞑想が根付きつつある今、安全性やレッスンの質、専門性がより重視されるようになるでしょう。単にヨガを提供するだけでなく、安全で質の高い指導が求められる時代が到来するのです。
調査の概要
本調査は全国15歳以上の男女を対象とし、2023年と2026年にインターネット調査として実施されました。調査名は「日本人のヨガ・瞑想動向調査」で、リブウェルワールドが担当しました。誰でも手軽に実践できるヨガや瞑想が、これからの健康ライフスタイルの重要な一部になることは間違いありません。調査結果は今後の業界動向や商品開発にも影響を与えることでしょう。