株式会社ココロミルとの業務提携で心臓病早期発見を目指す取り組み
概要
マーチャント・バンカーズ株式会社(以下、マーチャント社)は、心臓病の早期発見を目的としたヘルスケア企業、株式会社ココロミル(以下、ココロミル社)との資本業務提携契約を締結したことを発表しました。この提携によって、ココロミル社が開発した心電図検査システムが広まり、多くの人々が手軽に心臓病を検査できるようになります。
ココロミル社の取り組み
ココロミル社は、2021年11月に設立された企業で、代表取締役の林大貴氏によって設立されました。彼は心臓病による突然死を防ぐために、医療機器の開発に取り組んできました。
彼の会社は、使い捨ての心電計「eclat」や、クリニックで利用できる心電計「kokologMD」を開発し、すでに厚生労働省の認可も受けています。また、全国の医療機関で利用され、販売代理店としてグループ会社のマクニカホールディングスが関与しています。これにより、広範な販路を持ち、40都道府県で導入実績を誇ります。
提携の目的と内容
今回の提携は、ココロミル社が展開する「ホーム心臓ドッグ」サービスの販売強化と海外市場への進出を進めるためのもので、2028年のIPOを目指した成長戦略の一環です。マーチャント社は、ココロミル社の成長性と社会的意義に注目し、資本を提供する運びとなりました。
さらに、近年注目されているペットの健康管理に関連して、ココロミル社は動物向けの心電図ウェアラブル製品の開発にも力を入れています。これまでは心電図の検査が手間だったため、多くのペットが検査を受けられない状況が生じていましたが、ココロミル社はこの課題を解決するため、電極装着の手間を省くウェアラブル製品を開発中です。
特許技術と健康管理の未来
ココロミル社は、「動物の動きに合わせた電極位置の保持」「皮膚負担の少ない素材」「ウェアラブル計測機構」など、数々の特許技術を保有しています。これにより、自宅で日常的に動物の心電図を計測し、健康状態を管理することが可能になります。また、取得したバイタルデータをもとに医療機関での診察に繋げる仕組みも確立されています。
国内と海外市場への展望
今後、Life Innovation社との協力を通じて、ココロミル社の製品や技術は国内外での販売を拡大する見込みです。ペット向けの衣類や医療機器の市場は成長しており、マーチャント社はその中での立ち位置を強化していく方針です。
まとめ
本提携により、心臓病の早期発見やペットの健康管理の向上が期待されており、ココロミル社の活動が今後どう広がっていくのか、注目が集まります。資本業務提携は、2026年の業績に一定の影響を及ぼす可能性があるとされていますが、現段階では軽微であると見込まれており、適切な情報公開を行う方針です。