川場スキー場が35周年を迎え、全力で雪質向上に挑む
群馬県利根郡川場村にある川場スキー場が、今年で35周年を迎えます。この記念すべき年に、同スキー場を運営する川場リゾート株式会社は、総額2億円を投じて新たに人工降雪機を6基設置することを発表しました。これにより、雪不足に対する対応力を大幅に強化し、ゲレンデ環境を大幅に改善します。
人工降雪機の設置で安定した雪質を提供
川場スキー場は、首都圏から車で約2時間という好アクセスを誇ります。エキスパートから初心者まで楽しめる多彩なコースが魅力で、最長滑走距離は3.3kmにも達します。新たに設置される人工降雪機は、関東屈指の雪質を確保するために設計されており、山頂からクリスタルコースに向けて、降雪機を効果的に配置しました。
降雪機の設定により、自然雪に依存することなく、設定した時期にオープンすることが可能となります。特に、標高1,870mの位置にあるクリスタルコースは、人工降雪環境が優れており、長い滞空時間をもたらすスーパーポールキャットタワータイプを導入します。これにより、冷却効果が高まり、より良質な雪を安定して生成できます。
加えて、降雪機は重油の消費量を従来より22%削減し、環境への配慮も行います。これにより、二酸化炭素排出の削減にも貢献し、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを強化します。
早割リフト券やシーズン券の発売
さらに、川場スキー場では10月1日から早割りリフト券1日券とシーズン券の販売を開始します。この早割り期間中に購入すると、お得な価格でリフト券を手に入れることができます。例えば、大人の早割1日券は通常価格より大幅に安く、特典も多数用意されています。また、シーズン券を購入すると駐車料金が全て無料になるほか、様々な割引特典がつくことも魅力です。
キッズプログラムで家族連れをサポート
さらに、川場スキー場は2024-2025シーズンから日本スキー場開発株式会社が展開する『NSDキッズプログラム』に参加します。このプログラムでは、対象年齢の子どもたちにシーズンパスを無料で提供し、家族連れのお客様にはさらに魅力的なサービスを展開します。
新しいプログラムや特典により、川場スキー場は訪問者により一層の楽しみを提供できる機会を増やしています。家庭でのスキー体験をより魅力的にするため、ぜひご家族での訪問をお待ちしています。
35周年を祝うデザインとイベントの開催
この特別な節目を祝うために、川場スキー場では様々なオリジナル商品やイベントの企画も進めています。新たにデザインされたビジュアルは、幅広い年齢層に受け入れられるポップな内容となっており、一層の来場者の期待が寄せられています。
川場スキー場は、35周年を機にさらなる進化を遂げ、すべてのスキー愛好者が楽しめる場所を目指しています。シーズン到来を楽しみにしている方々は、この新たな取り組みにぜひご注目ください。