株式会社GrizzlarityのKumaKuma AIが新機能を公開
株式会社Grizzlarityが開発したマルチエージェントAIプラットフォーム「KumaKuma AI - Enterprise Deep Research Agent」の新機能が2025年12月24日に発表されました。このプラットフォームは、企業向けに柔軟なカスタマイズ機能を備え、業務効率化に貢献することを目的としています。
新機能の概要
KumaKuma AIは、企業が自身の業務フローに最適化されたAIエージェントを構築できるように、多様な機能を提供しています。具体的には、カスタムエージェント機能、定期実行タスク機能、外部サービス連携機能などがあります。
1. カスタムエージェント機能
企業やプロジェクト単位で特定の役割を持つエージェントを作成できるのが、この機能の大きな特色です。これにより、業界の専門知識や業務プロセスに基づいたより精度の高いリサーチ結果が得られるほか、エージェントは実行状況に応じてアクティブと非アクティブに切り替えられるため、柔軟な運用が可能です。
2. 定期実行タスク機能
Cron形式のスケジュール設定機能により、リサーチタスクを自動化します。例えば、日次での市場動向調査や、週次の競合分析、月次のレポート作成など、定期的に行うべき業務を人手を介さず実施できます。これにより、担当者はより戦略的な業務に集中できるようになります。
3. 外部サービス連携機能
KumaKuma AIは、Google WorkspaceやMicrosoft 365などの既存の社内システムと連携することができます。この機能によって、異なるシステムから集められたデータを統合的に活用し、属人化を防いで、一貫した調査結果を得ることが可能になります。
4. スレッド共有機能
AIとの対話や調査の結果を関係者とリンクを通じて共有できる機能も備わっています。これにより、社内の承認プロセスや顧客への報告時に、透明性を持って調査過程と結果を共有することができます。また、リンクのアクセス統計も取得できるため、どの情報がどれだけ参照されたかを把握することも容易です。
5. エンタープライズ技術基盤
セキュリティ面でも、KumaKuma AIは強固な基盤を持っています。AWS Cognitoによる認証やプロジェクトベースの権限管理により、企業データを安全に保護します。また、Langfuseによる詳細なトレーシング機能でAIの推論過程を可視化し、監査や品質管理に対応しています。
提供形態と料金
KumaKuma AIは企業向けのサービスとして提供されており、各社のニーズにあわせたカスタマイズが可能です。有償トライアルも3ヶ月のプランを用意しており、詳細は公式ウェブサイトの問い合わせフォームから確認できます。
今後の展望
株式会社Grizzlarityは今後もKumaKuma AIを基盤にしたソリューションを強化していく方針です。企業の多様なニーズに対応し、エンタープライズ機能を充実させ、より多くの企業の業務効率化に貢献していく予定です。
会社概要
- - ミッション: AIエージェントの協働で企業リサーチに革新をもたらす
- - 会社名: 株式会社Grizzlarity
- - 本社所在地: 東京都千代田区
- - 公式サイト: Grizzlarity
興味のある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせください。