虹の似合う町、雫石町が渋谷でファッション広告を展開！

雫石町が虹をテーマにした広告を渋谷で発表

昨年、岩手県の雫石町が掲げたブランドメッセージ『虹の似合うまち雫石町』の広告が、渋谷駅で刊行されました。この地域は、毎年約40回も虹が見られることで知られ、自然の美しさと共に、住民の感性を育んできた土地柄を強調しています。

雫石町の自然を舞台に

新たな広告キャンペーンでは、初夏の美しい自然を舞台にして、様々な撮影地で生まれた作品が魅力を放っています。岩手山の芝生展望台、鶯宿温泉の逢滝、さらには美しい田園風景や玄武洞など、地元の自然が持つ多様な表情が強調されているのです。これにより、雫石町の豊かな感性をファッション広告のスタイルで表現しています。

高感度なモデルたちの起用

広告には人気のモデルたちが揃い、注目を集めています。男子ファッションモデルのMARVIN、東京大学の大学院生でありモデル・タレントでもあるAlyona、さらには独自のパフォーマンスで知られるDRAG QUEENの枝豆順子さんが出演。街並みを背景に豪華なポーズを披露する姿は、まるで名だたるハイファッションブランドの広告のようです。

特に、軽トラ市をテーマにしたカットは話題を呼び、モデルたちが創り出すファッションと雫石町の風景とのコラボレーションが目を引きます。キャッチコピーには『虹が似合わない人なんてこの世界にいない』という言葉が使われ、訪れる人々に虹と自然の共鳴を感じてもらう狙いが見えます。

広告掲載の詳細

この広告は、2022年9月19日から25日まで東京メトロ半蔵門線の渋谷駅B2Fコンコースに掲出され、あわせて都営地下鉄浅草線などでも見ることができました。都会とは異なる自然の豊かさを、広告という形で強力にアピールする試みでした。

雫石町の取り組みと未来

雫石町では、平成30年から本格的にシティプロモーション事業をスタートし、地域の魅力を発信するための取り組みが行われています。特に地元住民の意見から生まれた『虹の似合うまち雫石町』というメッセージは、町のアイデンティティを築く重要な要素となりました。

また、町の観光名所として、小岩井農場や雫石スキー場、温泉地などが挙げられ、訪問客を楽しませる要素は盛りだくさんです。特に、軽トラ市の発祥地として親しまれ、全国に広がるイベントは地域の活性化を図るための重要な役割を果たしています。