ソニックムーブ、ユーザー体験向上を目指した新サービス「UXワークショップ」を始動

ソニックムーブが提供開始した「UXワークショップ」の魅力

テクノロジーコンサルティング企業のソニックムーブは、ユーザー体験を向上させるための「UXワークショップ」を新たに提供し始めました。このワークショップは、顧客のチームメンバー全員が参加し、フラットな意見交換を通してサービスの価値を再確認し、重要な課題を浮き彫りにすることを目的としています。

どんなサービスなのか

「UXワークショップ」は、企業が提供するサービスのユーザー体験を向上させるためのワークショップです。参加者たちは自分たちの経験や意見を自由に発言できる環境で、ユーザーに対してどういった価値を提供できるかを考えます。このような参加型のアプローチを採用することで、開発プロセスをスムーズに進めるための基盤を構築します。

これにより、顧客のサービス利用を促進し、他社に対する優位性を高めることが期待されています。

提供されるプラン

ソニックムーブの「UXワークショップ」には、以下の3つのプランが用意されています。

1. ペルソナ設計プラン

このプランは、サービスを利用するユーザー像を深く掘り下げ、その提供価値を明確にすることにフォーカスしています。お悩み相談としては、提供価値の整合性が取れない場合や、主観で機能が決定され、手戻りが多いといった点が挙げられます。成果物としては、ペルソナや価値仮説などの資料が提供されます。

2. ユースケースプラン

サービスの利用フローを整理し、使いやすい設計ができているか検証するプランです。このプランは、特に離脱率が高い場合や、新機能の実装の際に適切なフローを検証したい企業にお勧めです。成果物はユースケースや機能一覧などです。

3. UX設計セットプラン

UX設計の重要な部分をコンパクトにまとめたプランです。社内の意見が分かれる中、どのようにサービスの価値を絞り込むかに悩んでいる企業に向いています。成果物には、ペルソナやターゲット、カスタマージャーニーマップなどが含まれます。

先行利用事例

ソニックムーブの「UXワークショップ」は既にいくつかの企業で先行利用されています。例えば、ある宅配サービスのDXプロジェクトでは、シニア層を対象としたユーザー体験設計を行い、的確なアクセシビリティ方針の策定につなげました。それによって、画面設計のスピードと質が担保され、チーム全体での共通理解が得られるようになりました。

また、あるIoT家電と連携するアプリ開発のプロジェクトでは、機能が多すぎて実現可能な形に落とし込めないという課題があったものの、UX設計セットプランを利用することで、アプリのコア体験を全員で定義し、プロダクトが事業のコンセプトからぶれない形でリリースされました。

まとめ

ソニックムーブが提供する「UXワークショップ」は、企業の成長をサポートし、ユーザー体験を向上させるための強力なツールです。参加型のアプローチを通じて得られる多角的な視点を活かし、ユーザーの期待に応えるサービス開発を実現できます。この新たなサービスは、企業が競争力を維持するための重要なステップと言えるでしょう。