新しい睡眠サービス
2021-09-03 13:10:36
調剤薬局が提供する新しい睡眠サービス「ねむりの窓口」とは?
調剤薬局の新たな取り組み「ねむりの窓口」
近年、調剤薬局はただ薬を提供する場から、患者とのコミュニケーションを重視した施設へと変化しています。厚生労働省も2030年を目指し、地域包括ケアシステムの中で「かかりつけ薬局」機能の強化を求めています。その中で、健康相談や医療相談を受ける重要な窓口となることが期待されています。
最近の調査では、特にコロナ禍の影響で睡眠に悩む人が増えており、実に60%以上の人が質の低下を感じているという結果もあります。この状況を踏まえ、NTT PARAVITAは「ねむりの窓口」という新たな健康サポートサービスを開始することとなりました。提供開始日は、9月3日、睡眠の日です。
サービス内容と利点
この「ねむりの窓口」は、調剤薬局を通じて地域住民に向けた睡眠レポートや健康アドバイスを提供するものです。特に、処方箋を持たない方や、特定の薬を必要としない方でも利用できるため、多くの人々が気軽に相談できる場所を提供することができます。薬剤師や薬局スタッフは、睡眠に関する悩みを持つ人々の相談に応え、具体的なサポートを行うことができます。
利用手順
「ねむりの窓口」では、来局された利用者に専用の睡眠センサーを貸し出します。このセンサーは簡単に設置でき、利用者の睡眠に関するデータを収集します。収集されたデータをもとに、薬局で訪れた利用者に対して健康アドバイスや服薬アドバイスを行うことが可能です。
導入後は睡眠センサーが薬局に到着し、利用者への貸し出しが行われます。必要な手続きは簡単で、システム上に利用者の登録を行うだけで、睡眠レポートを閲覧することができます。そのため、薬局においてより質の高い相談とサポートが実現します。
健康アドバイスの詳細
睡眠レポートには、就床時刻や起床時刻、睡眠中の覚醒回数、心拍数など多様な指標が含まれます。これによって、利用者の普段の生活リズムや睡眠の質を把握しやすくなります。これにより、薬局は地域住民の健康をより的確にサポートできるようになります。
地域密着型のアプローチ
「ねむりの窓口」は特に、睡眠に関する悩みを持つ地域住民が気軽に相談できる場所を提供することに重点を置いています。薬局は単なる薬の提供場所から、地域の健康相談センターとしての役割を果たすことが期待されています。
これにより、利用者は気軽に来局し、悩みを打ち明けることができる環境が整います。
まとめ
NTT PARAVITAの「ねむりの窓口」は、調剤薬局が新たに提供する睡眠サポートサービスとして、地域住民の健康と福祉の向上を目指しています。これにより、地域に根ざした「かかりつけ薬局」としての信頼を築くとともに、住民の生活の質を向上させる一助となることを願っています。今後の展開にも期待が集まります。
会社情報
- 会社名
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NTT PARAVITA株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区今橋4丁目3−22 淀屋橋山本ビル8F
- 電話番号
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