東急不動産株式会社は、全国各地に展開する物流施設『LOGI'Q(ロジック)』シリーズにおいて、埼玉県の『LOGI'Q白岡Ⅲ』、千葉県の『LOGI'Q市原』、兵庫県の『LOGI'Q神戸新長田』の3つの物件を新たに着工しました。これにより、『LOGI'Q』シリーズの着工済物件は合計20物件となり、物流施設の拡充が進んでいます。
今回の3物件は、いずれも冷凍冷蔵に対応した設計や高耐荷重の2t/㎡対応が特長です。これにより、地域のニーズを考慮した施設計画が実現され、テナント様の多様な要求にも幅広く対応できるよう工夫されています。
LOGI’Q白岡Ⅲ
『LOGI'Q白岡Ⅲ』は埼玉県白岡市に位置し、2024年3月に竣工予定の『LOGI'Q白岡Ⅱ』に隣接した物件です。2024年12月23日からの着工を予定しており、2026年7月中旬に完成する見込みです。この施設は、最大6テナントが入居可能な延床面積約2.2万坪のマルチテナント型施設で、いくつかの特性が設計に盛り込まれています。
特筆すべきは、冷凍冷蔵将来対応区画や両面バースを設けることで、様々な業務に必要な機能が充実していることです。また、環境配慮としてCASBEE Sおよび『ZEB』の最高ランクを取得予定で、屋上に設置された太陽光パネルによる自家消費も行う予定です。
LOGI’Q市原
次に、千葉県市原市の『LOGI'Q市原』は、JR西日本プロパティーズとの共同開発によるもので、2024年11月1日に着工予定です。この物件は2t/㎡の耐荷重を全フロアに設定しており、最大で4テナントが入居可能です。
LOCATION
この施設は京葉道路『蘇我IC』から約5.3kmの地点に位置し、広い配送範囲を持ちます。また、低床設計を採用し、効率的なオペレーションを支援します。ロジスティクスにおける独自の特性を持つこの施設は、テナントの業務を円滑に進行させるための設計が際立っています。
LOGI’Q神戸新長田
最後に、兵庫県における『LOGI'Q神戸新長田』は、2024年11月18より着工が始まる予定です。この施設は、限られたスペースに最大で4テナントを受け入れる能力を持ち、危険物倉庫の設置も行います。これは多様化する需要に応じたニーズに応えるための必要条件です。
この3物件はいずれも太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーの導入を目指しています。これにより、各テナント様の環境経営も支援しており、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
詳細は、各物流施設の個別情報を参照してください。この取り組みを通じて、地域の経済と物流ネットワークの発展に寄与することを期待しています。