阪急阪神不動産、タイのマンション市場に新たな風
阪急阪神不動産株式会社は、タイの不動産デベロッパーであるセナ・デベロップメントと手を組み、約900戸を持つマンションプロジェクト『COZI RAMINTHRA KHUBON』の販売を開始しました。この取り組みは、タイの不動産市場において大きな注目を集めています。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、タイの首都バンコクの中心から北東へ約20kmの場所、カンナーヤーオ区に位置しています。このエリアは商業施設や教育機関、医療機関が充実しており、住民の生活利便性が非常に高いことが特徴です。また、モノレールのMRTピンクライン「クーボン駅」からは約1.6kmの距離にあり、通勤や外出に便利なアクセスが魅力です。
開発の背景
阪急阪神不動産は、2016年からセナ・デベロップメントとともに、タイ市場への進出を果たし、これまでに37以上のプロジェクトを手がけてきました。今回の『COZI RAMINTHRA KHUBON』を合わせると、総プロジェクト数は38、戸数にして約31,000戸に達することとなります。この事業拡大は、タイの不動産市場に対する厚い信頼と、将来的な住宅需要の見込みによるものです。
詳細なプロジェクト内容
- - 用途: 分譲住宅(マンション)
- - 建設地: バンコク都カンナーヤーオ区
- - 敷地面積: 約13,000平方メートル
- - 竣工予定: 2026年から順次
- - 分譲戸数: 約900戸
さらに、阪急阪神不動産の事業内容には、オフィスや商業施設の賃貸、不動産ファンドの運営、マンションの販売・賃貸など多岐にわたる活動が含まれています。これにより、企業としての成長と顧客満足度の向上を目指しています。
海外展開の重要性
阪急阪神不動産は、ASEAN諸国を中心に不動産事業を強化しており、住宅分譲や賃貸開発、物流倉庫事業を推進しています。海外での住宅分譲事業は本プロジェクトを加えて合計64プロジェクト、およそ72,020戸に到達する見込みです。
このように、国内外での活動を通じて、阪急阪神不動産はさらなる成長を続けていくことでしょう。今後の『COZI RAMINTHRA KHUBON』の動向にも注目です。
会社情報
- - 会社名: 阪急阪神不動産株式会社
- - 所在地: 大阪市北区芝田1丁目1番4号 阪急ターミナルビル内
- - 代表者: 福井 康樹
- - 資本金: 124億円
- - 売上高: 1,719億円(2025年3月期実績)
- - 従業員数: 1,008名(2025年3月末時点)
タイでの新しいマンションプロジェクトのスタートを、私たちも期待しながら見守りましょう。