株式会社L is B、ユーザーカンファレンス「LUC2025」を開催
2025年9月2日、東京都大手町のプレイスホール&カンファレンスにて、株式会社L is Bが「LUC2025」と題したカンファレンスを開催しました。今回のイベントは、会場とオンラインのハイブリッド形式で行われ、建設・製造・運輸・福祉など幅広い業界の参加者が集まりました。各企業の取り組みや成果が共有され、参加者同士の知見交換が行われました。
このカンファレンスは毎年開催されており、現場の課題を直接的に話し合う貴重な場として評価されています。特に今年のテーマである「現場 × AI」は、さまざまな業界の専門家たちが集結し、実際の課題とAIの活用可能性について掘り下げていく内容となりました。
特別基調講演
まずは、京都大学大学院工学研究科の教授である藤井聡氏が特別基調講演を行いました。藤井氏は建設業が「国土と暮らしを支える基盤」であることを強調し、その重要性と未来について考察しました。来場者は実際の社会問題への理解を深める貴重な機会となりました。
事例発表
また、イベントでは参加者が自社の知見を発表する事例発表も行われました。既存の業界にあたる2つのセッション、[Life Session]と[Beautiful Session]が同時進行されました。
Life Session
このセッションでは建設業界からの企業が登壇し、現場における情報共有や安全管理、教育のDX化に伴うAI活用の最新事例が紹介されました。参加企業には戸田建設株式会社や西松建設株式会社、株式会社安藤・間、大成建設株式会社が名を連ねています。
Beautiful Session
一方、Beautiful Sessionには運輸・福祉・メーカー・環境リサイクル業界からの企業が参加し、現場のコミュニケーション改善や人材育成に関するDX活用の事例が発表されました。登壇企業としてANAエアポートサービスや社会福祉法人涼風会、ホーチキ株式会社、J&T環境株式会社などが参加しました。
パネルディスカッション
カンファレンスの最後には、パネルディスカッションが行われました。今年は2つの会場で実施され、Life Sessionでは「現場 × AI」をテーマに建設現場におけるAI活用に関するディスカッションが行われました。また、Beautiful Sessionでは「現場DX」をテーマに業界ごとの実践事例や今後の課題、展望について議論されました。参加企業は、安藤・間、戸田建設、西松建設、ANAエアポートサービス、J&T環境、社会福祉法人涼風会が名を連ねています。
L is Bの戦略発表
さらに、L is Bの戦略発表では、「direct」の新機能に関する紹介がありました。「オープントーク」や「directアシスタント」といった新しい機能が発表され目を引きました。また、AIを活用した現場DXの事例も紹介され、今後のイノベーションとDX推進への期待が寄せられました。
今後の展望
LUC2025の詳細なレポートやアーカイブ動画は、公式サイトからご覧いただくことができます。株式会社L is Bは、現場業務の改善やデジタル化支援に努め続け、新たな挑戦を続ける企業として今後も注目です。たくさんの業種の知見が交差した素晴らしいイベントとなったLUC2025。今後どのように現場でのAI活用が進化していくのか、目が離せません。