パーソルビジネスプロセスデザイン、特別授業でドローン教育を実施
2025年3月5日、東京都江東区にある江東区立豊洲北小学校にて、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が主催する「ドローン×プログラミング授業」が行われました。この特別授業には、同校の5年生児童32名が参加し、楽しく学びながらプログラミングとドローンの自動操縦体験をしました。
授業の目的と背景
近年、小学校でのICT環境が整備される一方、多くの教員からは「教育現場への支援が必要」との声が上がっています。パーソルビジネスプロセスデザインはこの現実を踏まえ、2019年から近隣の小学校においてプログラミングの出前授業や教員向けの研修などを行い、持続的な支援活動を続けています。今回の授業は、ドローンとMaaS(Mobility as a Service)ソリューション事業を展開する同社が、豊洲北小学校と共同でプログラム教育カリキュラムを開発した成果でもあります。
特別授業の内容
授業は、まず座学から始まりました。児童たちはプログラミングに関する基本的な知識を学び、その後、アプリを使ってドローンのフライトプランを作成しました。これによって、プログラミング的思考を用いて具体的な課題解決に向かう方法を体験しました。実際にドローンを飛ばす際には、ポールやバドミントンネットを避ける形で自動飛行を実施しました。失敗した場合、どう改善すればいいのかを考える「トライ&エラー」を通じて、児童たちは問題解決能力を育んでいきました。
児童たちの反応
授業を受けた児童たちからは、「思ったよりもうまくいかなかったけれど、もっと深く学んで使いこなせるようになりたい」との声が聞かれました。また、「チームみんなと協力できたことが良かった」と感想を述べる児童もおり、授業を通じてプログラミングの理解が深まっただけでなく、チームワークの重要性も実感できたようです。
パーソルビジネスプロセスデザインについて
パーソルビジネスプロセスデザインは、プロセスデザイン力や組織・人材マネジメント力、人材育成力を駆使して、AIなどのテクノロジーを組み合わせながら、さまざまなBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供している企業です。教育現場への支援は、その一環として位置付けられています。企業のミッションは、より良い働き環境を作り出すことに貢献することです。
今後も、パーソルビジネスプロセスデザインは、小学校へのドローンプログラミング授業を通じて、子どもたちがテクノロジーを身近に感じる機会を提供し続ける予定です。教育におけるICTの活用が進む中で、子どもたちが未来のテクノロジーを理解し、活用できるような環境を整えることが求められています。今回の授業は、その一歩としてとても重要な意義を持った取り組みと言えるでしょう。