アジアの未来を担う学生たちに光を
2024年3月よりスタートする「ツナググローバルスカラシップ(TSUNAGU Global Scholarship)」は、アジアの学生を対象とした新たな奨学金制度です。この度、初めての授賞式が2024年11月19日に工科テクノロジー・技術短期大学(CTECH短期大学)で行われ、67名の第一期生が選ばれました。
奨学金の背景
この制度は、ツナググループが日本の労働市場の課題を解決する手段として設立されました。特に、日本企業が海外からの人材を必要とする中で、優秀なグローバル人材を育成することが急務とされています。大規模な人口を抱えるアジア圏の学生に対し、学習機会を最大化することを目指しています。
ツナググループは、学業だけでなく、文化交流や国際的なキャリアを促進するため、CTECH短期大学とのパートナーシップを結び、奨学金制度を推進しています。
受賞者の声
授賞式では、受賞生たちが奨学金に対する感謝のコメントを発表しました。新入生のNGUYEN NGOC TOAN氏は、「奨学金のおかげで学業に専念できる。将来的には日本に行って料理の技術を学びたい」と語りました。
在校生のNGUYEN THI THU PHUONG氏は「この奨学金は私の学業を続ける上での大きなサポートです。文化の架け橋として貢献したい」と目標を語っています。さらに、BUI HONG HA氏は、経済的支援が彼のグラフィックデザインスキルを高める機会につながると期待しています。
学校側も受賞者たちへのサポートを表明し、学習環境の充実に努める姿勢を示しています。CTECH短期大学のLE KIM DUNG校長は、奨学金制度の存在によって学生全体の意欲が高まると述べました。
ツナググループの思い
ツナググループの代表、米田光宏氏は「人の力が最も重要な資源であり、この奨学金制度が学生たちの未来に良い影響を与えれば嬉しい」とし、学生一人一人の成長を期待しています。また、受賞者には特別な記念品も用意されるなど、感謝の気持ちが込められています。
奨学金の第一期生たちは、この制度を通じて多様な文化を学び、将来的なキャリアに結びつけながら国際的な舞台で活躍することを目指しています。今後の展開が楽しみでなりません。