「JMDrone」が提供する新しいドローン点検サービス
株式会社JMは、ドローンを活用した建物点検及び調査報告書作成サービス「JMDrone」を開始しました。これは、国内で初めて38,500円(税込)という低価格で提供される点検サービスです。本サービスは、高品質な点検が求められる中、手軽に利用できるように設定されています。
大規模データの蓄積に基づく信頼性
JMは、これまでセブン-イレブン・ジャパン、日産自動車、日本マクドナルド等と提携し、20年間にわたり蓄積したビッグデータを活用しています。このデータには、商業施設や公共施設、そして住宅に関する膨大な情報が含まれており、合計で80,000箇所以上の商業施設及び91,000戸の住宅が含まれています。
専門性と一貫したサービス提供
「JMDrone」では、ドローンの操縦は資格を持った社員が行い、撮影した映像は建物の修繕に精通した有資格者が解析します。このように、専門的な知識を持つスタッフがそれぞれの役割を果たすことで、品質の高い報告書を迅速に作成することが可能になっています。一貫した社内プロセスにより、コストが抑えられ、結果的にリーズナブルな価格でサービスを提供できます。
従来の問題点を克服
以前の高所点検では、作業用の足場や高所作業車を利用して点検を行わなくてはなりませんでした。このため、費用が高額になり、点検の頻度も低下しがちでした。特に、2015年の看板落下事故以降は、国土交通省が点検の基準を見直し、専門の知識を持つ人による点検が求められるようになりました。
ドローンの普及と価格の低下
近年では、公共インフラにもドローン点検が取り入れられつつありますが、依然として高価格に対する問題がありました。JMは、このニーズに応えるべく、飛行面積300平方メートルまでの点検を35,000円(税抜)で提供します。実際に使用されるドローン「Skydio R2 Japanese Inspection」は、HDRでの画像撮影や4K動画の撮影が可能で、視覚的な代替としても優れた性能を発揮します。
実績と評価
JMは、提携先企業の店舗での試験運用を10件以上実施し、映像の鮮明さや劣化状態の把握に関して期待以上の効果が得られたと高評価を受けています。今後、低価格のドローン点検を普及させることで、劣化の進行や事故を未然に防ぎ、ライフサイクルコストの低減に寄与していく方針です。
さらなる技術開発を目指して
JMは、今後もドローンの自動航行技術や損傷判定に関する画像エンジンの開発を進め、より安全で信頼性の高いサービスを目指しています。低コストで高品質なサービス提供が、業界全体のスタンダードを変える日も遠くないかもしれません。
サービス情報
- - 商品名: JMDrone
- - サービス内容: ドローン点検+調査点検報告書作成
- - 使用機体: Skydio R2 Japanese Inspection
- - 価格: 35,000円(税抜)
- - 撮影範囲: 300平米以内(それ以上は別途見積もり)
- - 納期: 撮影から5営業日
- - 特設サイト: JMDrone特設サイト
このように「JMDrone」は、これまでの建物点検の常識を覆す革新的なサービスを提供します。あなたの施設の安全を守る、新たな選択肢としてぜひご検討ください。