魚の新時代を切り開く「夢あじ」
株式会社さかなドリームが、世界初の養殖魚「夢あじ」の生産開始を発表しました。この新たな魚は、2026年春に20万尾を超える種苗を海面生簀に移す計画で、期待が募ります。
夢あじとは?
「夢あじ」は、幻の魚と呼ばれる「カイワリ」と、千葉県南房総で生産された「金アジ(マアジ)」を親に持つ独自の養殖魚です。この魚は、カイワリ由来の豊かな旨味と金アジ由来の優れた脂ノリを融合させ、口にした瞬間に感じられる“白身のトロ”とも称される特別な味わいが特徴です。
これまでの生産量は年間約1万尾に限られていましたが、2026年春にはその数が大きく飛躍し、20万尾が一度に生産される見通しです。
生産の歩みと新たな挑戦
さかなドリームは「世界一旨い魚を創り、届ける」ことを企業理念として掲げています。これを実現するため、採卵技術の向上と孵化仔魚の初期飼育方法に改善を加え、生残率を向上させる工夫を行いました。また、安定した種苗生産のために、株式会社山崎技研 水産事業部と連携を深めることで、高い技術を取り入れています。この共同作業により、20万尾の大量生産が実現され、いよいよ海面での養殖に向けた準備が整いました。
また、沖出しは千葉県の勝山沖や静岡県の内浦湾といった養殖地で行われ、多様な魚種を生産してきた組合と協力しています。
今後の展望と人材採用
さかなドリームは、夢あじの増産を目指して今後も親魚の養成や種苗生産、海面養殖技術の向上に努める方針です。2026年冬には東日本最大規模の新養殖施設が完成予定で、ここが親魚養成および種苗生産の中心地となり、安定した生産体制を整える考えです。このような事業の成長に向けて、専門人材の採用を進めています。興味を持っている方は、カジュアル面談を通じて会社を知ってもらう機会も提供されています。
さかなドリームの理念
さかなドリームは、東京海洋大学発の水産スタートアップで、日本の近海には4,000種以上の魚が生息しており、その中には極めて美味とされる「幻の魚」が多く存在しています。これらの魚の安定生産を実現し、これまで味わったことのない美味しさを提供するために、最先端の技術を駆使して日々研鑽を重ねています。
会社概要
- - 社名: 株式会社さかなドリーム
- - 所在地: 千葉県館山市坂田670番地 東京海洋大学
- - 代表: 代表取締役CEO 細谷 俊一郎
- - 設立: 2023年7月3日
- - 事業内容: 新規養殖魚の開発・生産・販売
- - 公式サイト: https://sakana-dream.com/
さかなドリームの取り組みは、未来の水産業に新たな可能性をもたらし、世界中の食卓に新しい価値を届けるための大きな一歩となります。皆さんもぜひ彼らの動向に注目してください。