飲食店集客を支える「ebica 集客おまかせパック」の誕生
飲食店向けの予約管理システム「ebica」を展開する株式会社エビソルが、2025年3月10日より新サービス「ebica 集客おまかせパック」を開始しました。このパックは、特に個店や小規模チェーンの飲食店をターゲットにしており、集客の悩みを解決するためのさまざまな施策を提供します。
個店・小規模チェーン飲食店の課題
現在、日本には約10万店の飲食店が存在し、その中の約半数が個別の店舗や小規模なチェーン店です。これまで、予約管理システムは主に大手や中堅チェーン店向けに普及してきましたが、個店や小規模チェーンの店舗でもその必要性が高まっています。
多くの個店では、集客を専門に担当する人が不足しており、日々の業務(料理や接客)に忙殺されていることが一般的。そのため、集客施策に時間を割くことが難しいのが実情です。インターネットが普及し、多様な集客手法が生まれたものの、膨大な選択肢から何を選ぶかは難しく、主にグルメサイトの利用に偏る傾向が見られます。
新サービスの背景
新規集客を進めるためには、グルメサイトの活用が不可欠ですが、手数料がかかるため、無料でできる集客方法、例えば「Google」を利用する手法も考慮すべきです。また、最近では外国人観光客の増加に伴い、地域や業態に応じた集客手段も求められています。
リピーターの獲得も非常に重要です。「LINE公式アカウント」などのツールを利用することで、顧客との長期的な関係を築くことが可能ですが、専任の担当がいないため、うまく活用できていないケースが多々あります。
「ebica 集客おまかせパック」の特徴
エビソルは、これらの課題を解決するために、「ebica 集客おまかせパック」を開発しました。このサービスでは、オンライン施策の基本設定や運用代行が含まれており、中小規模の飲食店でも簡単に利用できるよう工夫されています。
具体的なサービス内容は以下の通りです:
1.
Googleビジネスプロフィールの活用
- MEO運用支援により、自然検索からの来店を増加させるための適切な情報掲載を行います。
2.
LINE公式アカウントの運用支援
- 定期的なメッセージ配信を通じて、来店客との関係構築を促進し、リピーター増加を目指します。
3.
インバウンド向けの支援
- 「Japan ticket」を活用したOTA出稿の運用代行を行い、海外からの集客を強化します。
これらの施策に加え、定期的な振り返りのミーティングも設けられ、各施策の進捗や効果を可視化することができます。エビソルは、データをもとにした集客施策の見直しをサポートし、専任の集客担当がいない店舗でもデジタルトランスフォーメーション(DX)を活かした集客を実現できるよう支援します。
価格と提供の詳細
「ebica 集客おまかせパック」は、初期費用3万円、月額費用が3万円(税抜)です。この価格で、様々な集客施策を一元的に利用でき、より多くの顧客を迎え入れることを可能にします。
今後もエビソルは、飲食店経営のDXを推進し、集客の課題を解決するための支援を続けていく考えです。集客にお困りの飲食店はぜひ、この新サービスを活用してみてはいかがでしょうか。