山梨中央銀行が国立公園オフィシャルパートナーシップを締結し自然環境保全に貢献

山梨中央銀行、国立公園オフィシャルパートナーシップを締結

2025年12月18日、株式会社山梨中央銀行は、環境省との間で「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結しました。この取り組みは、国立公園の美しい自然とその持つ魅力を広く認知してもらうことを目指しています。

取り組みの背景と目的

環境省が進める「国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム」は、企業や団体が国立公園の保全と活性化に寄与することを目的としたものです。山梨県に拠点を置く山梨中央銀行は、地域の自然環境から得られる生態系サービスを享受しながら、地域の自然環境保全に貢献することを目指しています。

このプログラムは、国立公園の利用者拡大や自然環境保全への理解を深めることで、地域の活性化にもつながることを期待しています。

具体的な取り組み内容

山梨中央銀行は、以下のような取り組みを通じて国立公園の認知度向上に努めています。
1. 国立公園制度100周年記念貨幣の展示
山梨中銀の金融資料館では、国立公園制度の100周年を祝うための記念貨幣を展示することで、国立公園に対する理解を深めるイベントを行っています。

2. 「ふじのーと」の情報発信
山梨県に関連する3つの国立公園（秩父多摩甲斐、富士箱根伊豆、南アルプス）を紹介する情報発信サイト「ふじのーと」を運営し、地域の魅力を広く発信しています。これにより、多くの人が山梨県の自然の美しさを知るきっかけを提供しています。

3. 生態系保全活動への参加
また、国立公園内での外来種の防除作業に参加することで、生態系の保護活動にも取り組んでいます。この活動は、地域の自然環境の保全に貢献する重要な施策と位置付けられています。

自然環境保全への取り組みがもたらす意義

山梨県は、その自然の美しさが国内外から多くの観光客を誘致しています。しかし、自然環境の保護がなければ、その魅力も失われてしまいます。山梨中央銀行の取り組みは、地域の資源を守るだけでなく、次世代へとつなげるための重要なステップです。

今後も山梨中央銀行は、環境省との連携を深め、様々なプロジェクトやイベントを通じて、国立公園の魅力を発信し続けるでしょう。地域の自然と共生しながら、持続可能な社会の実現に向けた活動を進めていくことを期待しています。