Pearl Abyssが国境なき医師団に寄付
2025年1月23日、大韓民国の果川市に本社を構えるPearl Abyss Corp.は、オンラインゲーム「黒い砂漠」および「黒い砂漠モバイル」のプレイヤーたちとともに行った特別な寄付イベントの結果、国際医療支援団体である「国境なき医師団」に対して総額1億ウォンを寄付したことを公式に発表しました。
この寄付金は、2024年末にゲーム内で実施された特別イベントを経て集められたもので、「黒い砂漠」と「黒い砂漠モバイル」それぞれから5,000万ウォンずつ、合計1億ウォンが寄付される運びとなりました。冒険者たちは、ゲーム内の特定のクエストを達成することによって、ゲーム内通貨を用いて寄付アイテムを購入し、自らの意思で寄付に参加する仕組みです。
この寄付金は、ナイジェリアにおける医療活動に使用され、具体的には栄養失調に対するアプローチ、水がん患者の支援、ならびに水因性疾患の治療などに役立てられる予定です。
ゲームを通じて広がる温かい支援
Pearl Abyssは、2019年から毎年このような寄付イベントを継続しており、すでに6年間にわたり「国境なき医師団」に1億ウォンを寄付してきました。この取り組みは、ゲームプレイを通して得た支援を社会に還元する特別な事例として、多くのプレイヤーや関係者に注目されています。
これまでに寄付された資金は、武力紛争、感染症、自然災害などの影響を受けている地域や、医療サービスが不十分な場所での活動に寄与してきました。
株式会社パールアビスのコメント
Pearl Abyssの人事文化室長であるキム・セミ氏は、「2019年から続くこの寄付イベントに毎年参加してくださるすべての冒険者の皆様に感謝申し上げます。皆様の温かい支援が、困難な状況に置かれている方々の救いとなっています」とコメントしています。
また、国境なき医師団韓国事務所のエマ・キャンベル事務総長も、「Pearl Abyssと『黒い砂漠』の冒険者たちの支援により、多くの命を救うことができました。2025年も引き続き、患者を救う努力を続けていきます」と感謝の意を表しています。
今後の展望
Pearl Abyssは、今後もゲームを通じて社会貢献の活動を強化していく方針を示しています。ゲームと社会貢献が融合するこのような取り組みが、他の企業にも良い波及効果をもたらすことが期待されます。世界各地で人道的支援が必要とされる現場において、ゲームプレイヤーたちが積極的に参加できる場を提供することで、さらなる貢献が実現することでしょう。