脳波解析で英語学習評価を実現する未来の教育技術
2025年8月16日、大阪・関西万博で行われた『わたしとみらい、つながるサイエンス展』のステージイベントでは、株式会社進鳳堂が脳波解析を活用した英語学習評価技術についての講演を行いました。この新しい取り組みは、近年の脳科学の研究の進展を背景に、学習者の英語能力を「脳波」で可視化するという革新的な試みです。
進鳳堂の使命
進鳳堂は「豊かな人類体験を、教育から。」というミッションを掲げ、教育分野における先進的な取り組みを続けています。この企業の代表である小倉進太郎氏が登壇し、大阪大学 産業科学研究所の小倉基次特任教授とともに、最新の脳波計を使った研究成果を発表しました。
脳波解析の魅力
トークショーでは、脳波におけるθ波が英語学習中の熟達度を判別する指標として活用できることが紹介されました。具体的には、学習者の前頭部で活性化するθ波が、どのようにして英語の習熟度を知る手助けをするのか、その手法の裏にある科学的な根拠が明かされました。参加者たちは、新たな視点での英語学習の可能性に驚き、興味を持たれました。
来場者の反応
質疑応答の時間も盛況を呈し、「脳波と語学学習の関係はどこまで応用できるのか?」といった参加者の興味深い質問が相次ぎました。このような活発な意見交換から、来場者たちの高い関心が伺えました。また、実際の脳波解析映像や英会話教材が展示され、参加者たちは関心を持って見入っていました。
未来の展望
進鳳堂は、今回の発表を契機に引き続き共同研究を進め、「脳波で学びを可視化する教育インフラ」の開発を加速させるとともに、パーソナライズ教育の提供を目指しています。教育分野に限らず、観光や文化体験、さらには企業研修といった多様な領域への応用も検討されています。
研究や展示を通じて、未来の教育のあり方を常に提案し続け、「学ぶ楽しさを脳が記憶する」という新しい教育スタイルの構築を目指しています。
会社情報
株式会社進鳳堂は東京都港区に本社を置き、教育や語学教育、Edtech、そして脳科学に関わる事業を展開しています。顧客からの問い合わせは、
[email protected]または電話03-3445-6046で受け付けています。