オリンピック代表らも参加!阿波おどりがクラウドファンディングで未来へ
日本の夏の風物詩として知られる徳島県徳島市の阿波おどりが、近年、運営体制の混乱や資金不足、コロナ禍による中止などを経て、存続の危機に瀕しています。
そんな阿波おどりを救おうと、関係者らが立ち上がり、画期的なクラウドファンディングプロジェクトを実施。なんと、北京・ロンドンオリンピック体操日本代表の鶴見虹子氏、車椅子インフルエンサーの中嶋涼子氏、YouTuberの寺田ユースケ氏といった著名人たちが踊り子として参加することが決定しました!
400年の歴史、存続の危機
阿波おどりは、400年以上の歴史を持つ伝統芸能。毎年、多くの観光客を呼び込み、徳島市の経済活性化にも大きく貢献してきました。しかし、近年では運営資金の不足や、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催が困難になる事態が頻発。累積赤字はなんと4億3600万円にものぼると言われています。
画期的なクラウドファンディング
この危機を乗り越えるため、今回開始されたクラウドファンディングは、単なる資金調達にとどまりません。「一口祭主」という、全国、そして世界中から阿波おどりを愛する人々が祭りを支える新しい仕組みを取り入れています。
この仕組みは、NFT技術を活用し、支援者の方々の名前を永久に記録。公式ウェブサイトやデジタル祭主証として、改ざん不可能な形で未来に伝えられます。これは、日本で初めての試みです。
著名人参加で更なる注目
プロジェクトを盛り上げるため、鶴見虹子氏、中嶋涼子氏、寺田ユースケ氏といった著名人たちが参加。それぞれのメッセージからも、阿波おどりを愛する熱い思いが伝わってきます。
鶴見虹子氏は、幼少期の阿波おどり体験を振り返りながら、体操選手としての経験を生かし、身体表現の素晴らしさを伝えたいと意欲を見せています。
中嶋涼子氏は、車椅子ユーザーの視点から、ダイバーシティ(多様性)を象徴する阿波おどりの魅力を全国に発信したいと語っています。
寺田ユースケ氏は、車椅子生活者ならではの視点で、お祭りへの参加が難しい人々にも阿波おどりの楽しさを伝えたいと熱意を燃やしています。
未来へ繋げる取り組み
クラウドファンディングで集まった資金は、阿波おどりのデジタル化、運営体制の強化、踊り手への支援などに充てられる予定です。
目標金額は200万円。しかし、その金額以上の価値を持つ、阿波おどりの未来を守るプロジェクトと言えるでしょう。
参加方法
クラウドファンディングへの参加は、特設サイトから可能です。支援者には、デジタル祭主証や、阿波おどりを観覧できるチケットなど、様々なリターンが用意されています。
徳島市長をはじめ、宮迫博之氏、三崎優太氏、春木開氏といった著名人からも応援コメントが寄せられており、プロジェクトへの期待の高さが伺えます。
このクラウドファンディングは、単なる資金調達を超えた、阿波おどりの未来を担う、まさに歴史的なプロジェクトと言えるでしょう。あなたも、このプロジェクトに参加して、400年の歴史を未来へ繋げてみませんか?
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