香川県の脱炭素取組大賞を受賞
2026年3月5日、香川県庁にて行われた表彰式において、四国化成ホールディングス㈱(以下、四国化成)が「令和7年度かがわ脱炭素促進事業者表彰事業」で「かがわ脱炭素取組大賞」を受賞しました。この表彰は、香川県が進める脱炭素の優れた取り組みを行う事業者を称えるもので、四国化成の脱炭素経営や環境施策が高く評価された結果です。
四国化成は香川県丸亀市に本社を構えており、代表取締役社長の渡邊充範がその経営を牽引しています。彼は表彰式において、「法人として地域と共に進むことが重要で、私たちの事業が脱炭素社会の実現に寄与することを心掛けています」と語りました。
脱炭素経営の取り組み
四国化成は、企業の長期ビジョン「Challenge 1000」を掲げ、2030年までに「独創力で、一歩先行く提案型企業」となることを目指しています。このビジョンに沿って、サステナビリティを経営の中心に据えた脱炭素経営を推進しています。具体的には、SBT(Science Based Targets)認定に準拠した温室効果ガスの削減目標を設定し、2030年までに使用する電力の30%以上を再生可能エネルギーから調達する計画を立てています。
特に、丸亀工場では、自家消費型の太陽光発電システムを導入し、照明をLEDに変更するなどの省エネ施策を積極的に展開しています。また、蒸気ドレン水の熱回収やポンプのインバータ化といった取り組みも行っています。
製品を通じた脱炭素社会への貢献
四国化成の建材事業においては、「ソリスルーフ」と呼ばれる筐体一体型の大規模駐車場向けカーポートが注目されています。この製品は周囲の景観に配慮しながら、屋根にソーラーパネルを組み込むことによって、再生可能エネルギーの利用を促進しています。また、ソリスルーフは「2025年度グッドデザイン賞」も受賞している高いデザイン性と機能性を兼ね備えています。
社内での環境意識の醸成
さらに、四国化成はインターナルカーボンプライシング制度を導入し、社員に対する環境意識の普及も進めています。社員向けの啓発活動を通じて、気候変動への取り組みを業務の一環として日常的に考える文化を育てていくことを目指しています。
四国化成は、地域社会と連携して脱炭素経営を推進することで、環境価値と社会価値の創出に繋がる取り組みをこれからも続けていくとしています。今後の展開に注目が集まります。