新たなイベント支援サービス「イベント設計ナビ」の登場
東京メトロ株式会社、メトロアドエージェンシー株式会社、および株式会社unerryの三社が共同で新しいサービス「イベント設計ナビ」を2026年3月から提供開始します。このサービスは、これまでにない形で移動データを活用し、効果的なイベント企画や集客をサポートするものです。
サービスの背景
都市型イベントや大規模フェスティバルにおいて、正確な来場者数の把握や混雑予測、さらには来場者のデモグラフィック情報に基づく分析が不十分であることが多く、集客施策の見直しやスポンサー提案に必要なデータが不足しています。
特に東京では、鉄道利用率が非常に高く、駅の利用者データを用いることで、周辺地域の集客ポテンシャルや混雑度、回遊滞在の傾向を把握することが可能です。このデータを基に、約684万人/日の人流データとunerryが保有する約2.4億IDの人流ビッグデータ、さらにメトロアドエージェンシーの広告提案力を統合し、「イベント設計ナビ」のサービスを立ち上げたのです。
サービスの概要
「イベント設計ナビ」では、イベントビジネス向けに「イベントプランニング支援」と「イベントレポーティング支援」の2つのメニューを提供します。
1. イベントプランニング支援
このメニューでは、イベントの企画段階からの支援が行われます。ユーザーの分析や混雑度の可視化、類似イベントの来場者データなどをもとに、ターゲット層に最適な会場の選定や集客プランの立案を行います。また、駅の利用動向を考慮したプロモーション施策の提案も行われます。
2. イベントレポーティング支援
イベント実施後は、来場者数やデモグラフィック属性、行動DNAに基づいた詳細な来場者分析を実施します。イベントの成果を単に報告するだけでなく、次回の施策に役立つ示唆を提供します。来場者の滞在時間や行動パターンを可視化することで、より深い理解を得ることが可能です。
本サービスが可能にすること
「イベント設計ナビ」では、以下のようなサービスを通じてイベントの成功を支援します。
1.
来場者数や混雑の推計: ユーザーの人流データを用いて、イベントの来場者数や混雑ピークなどを推測することができます。
2.
デモグラフィック属性の推計: 来場者の性別や年代、趣味嗜好を明らかにし、広告やマーケティング戦略の最適化に寄与します。
3.
プランニングの提案: 分析結果をもとに、適切な会場選定や広告戦略の提案が可能です。
分析項目の具体例
「イベント設計ナビ」では、以下のような7つの分析項目が提供されています。
- - 来場者数の推計
- - 駅構内人流データの分析
- - 最寄駅経路の分析
- - イベント来場者のペルソナ分析
こうした多角的な分析を通じて、イベントが持つ意味や影響を深く理解することができます。
まとめ
この「イベント設計ナビ」を活用することで、今後は単にイベントを開催するだけでなく、スポンサーに対してもデータに裏打ちされた提案が可能となります。また、イベントが地域経済にもたらす効果を可視化し、東京メトロ沿線の街の賑わい創出へとつなげていくことが期待されます。
これにより、持続可能な都市型ビジネスモデルが実現する可能性があり、『東京最強のデータ&メディアプラットフォームの創出』に向けた新たな一歩となるでしょう。