大阪応援プロジェクト
2022-07-12 15:00:08

大阪市内のホテル宿泊者の声を活かす新プロジェクトや地域振興への影響

大阪市内のホテルで宿泊者の声を活用



2022年7月15日より、大阪市内のホテルに宿泊する者たちの意見を集める実証実験「Voice for Osaka : 声でつながる大阪応援プロジェクト」が始まりました。この試みは、ポストコロナ時代における観光業界の変化に対応し、旅行者のニーズを把握することを目的としています。

背景


観光業は昨今の環境変化に迅速に対応する必要がありますが、ホテル業界では顧客満足度を計測するためのアンケートや口コミ収集に頼っている現状があります。しかし、顧客の属性や真のニーズを反映した施策は不十分であり、より的確な情報が求められています。

このような状況の中、MUIC(一般社団法人関西イノベーションセンター)とKoeeru(株式会社Koeerü)の連携によって、大阪市内の7つのホテルが参加する新たな取り組みがスタートします。

実証実験の概要


このプロジェクトは、以下の7つのホテルが参加しています:
1. ヴィアイン大阪京橋
2. ヴィアインあべの天王寺
3. クロスホテル大阪
4. ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋
5. ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜
6. ホテル阪急レスパイア大阪
7. フォーズホテル近鉄 大阪難波

アンケート収集方法


各ホテルに宿泊するゲストには、QRコードが印刷されたカードが配布され、宿泊に関するアンケートに参加してもらいます。この取り組みによって、大阪への宿泊に特化した声が集約されます。これにより、ホテル業界は宿泊客の動向を分析し、具体的なマーケティングプランやプロモーション戦略の策定に役立てることができると期待されています。

特色とインセンティブ


このプロジェクトは、宿泊業者に還元し、地域振興を目指す特性があります。大阪全体の宿泊ニーズを把握することで、個々のホテルの営業戦略の向上に繋げられます。また、地域貢献の一環として「Survey for good」という仕組みを採用し、寄付を促進します。アンケートに回答するごとに39円が地域基金へ自動的に寄付される仕組みです。このことで、地域を応援したい宿泊者の気持ちを後押しします。

事業者の背景


MUIC Kansaiは、三菱UFJフィナンシャル・グループや三菱UFJ銀行によって設立された観光業界におけるオープンイノベーション拠点です。観光産業の問題解決と新しいビジネス機会の創出に貢献しています。

また、Koeeruは、顧客データプラットフォームを提供するスタートアップ企業で、特にVOC(顧客の声)に特化したデータ収集を支援しています。

この実証実験を通じて、両社は地域観光の振興に寄与し、2025年に行われる大阪・関西万博に向けた準備を進めています。この取り組みにより、大阪が観光業において更に魅力的な地域となっていくことが期待されます。

お問い合わせ


実証実験やプログラム詳細についての問い合わせは、MUIC Kansaiの公式サイトからできます。

MUIC Kansai お問い合わせページ

会社情報

会社名
株式会社Koeeru
住所
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目8-1 山口ビル3F
電話番号
0467-38-4220

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