映画撮影の未来を切り拓くマスタークラスが京都で開催

日本映画撮影の新たな幕開け

2026年1月、京都で映画撮影のプロフェッショナルに向けた特別なマスタークラスが開催されます。このプログラムは、日本映画撮影監督協会（JSC）主催のもと、国際的な舞台で活躍する現役の撮影監督を迎え、映画撮影における最新技術と創造的アプローチを学ぶ貴重な機会です。特に、注目の講師として、ハリウッド映画『The Creator』の撮影を手掛けたオーレン・ソファー氏が登場します。

基本情報と内容

日程

- 2026年1月25日（日）

- 講義：ソニー品川

- 2026年1月27日（火）〜29日（木）

- 撮影 & グレーディング：東映京都撮影所

1月25日の講義のみ東京で行われ、以降の撮影およびグレーディングは京都で実施されます。参加者は、実践的な学びを通じて、映画制作に必要なスキルを高めることができます。

受講料

- 88,000円（税込）

- 宿泊費・交通費を含む

このマスタークラスは、JSCの会員に限らず、協会に所属していない撮影監督や照明技師など、幅広い業界関係者が参加可能です。参加することで、国際的なネットワークも広がるでしょう。

講師：オーレン・ソファー氏

オーレン・ソファーは、近年の映画『The Creator』で特に注目を集め、映像美とリアリティを融合させる技術力を持つ次世代のシネマトグラファーです。このマスタークラスでは、彼の知識と経験から直接学ぶことで、現代映画における撮影哲学やビジュアルデザインの構築について深い理解を得られることでしょう。

開催の背景

このマスタークラスは、文化庁の補助金を受けて設立された「文化芸術活動基盤強化基金（Japan Creator Support Fund）」の一環です。国際的に活躍できる映像制作のスキルを習得する場として、学生や社会人を対象とした育成プログラムが展開されており、「Cinematic Quantum」もその一つです。JSCは、今後も海外の映像団体との連携を深め、国際舞台で活躍する映画撮影者の育成を推進します。

今後、詳細な参加申し込みについても発表予定です。最新情報は、JSCの公式サイトやお問い合わせ窓口で確認できます。