インタラクティブ広告展開
2025-10-16 17:48:25
ジーニーとメディアジーンが提携、台湾発のインタラクティブ広告「クレド」を日本で展開
株式会社ジーニーは、広告クリエイティブの生成プラットフォーム「クレド(Cr.ED)」の日本市場での展開を発表しました。この取り組みは、メディアジーンとの連携により実現されます。「クレド」は元々台湾で開発され、アジアで500社以上が導入しています。ジーニーはこのプラットフォームを活用することで、インタラクティブ広告やリッチクリエイティブの制作期間を大幅に短縮し、制作から配信までのプロセスを効率化します。
この連携により、ブランドセーフティの確保が可能な高品質なメディアや広告枠を提供し、広告主や広告代理店に向けて訴求力の強いリッチメディア広告を実現します。パブリッシャーにとっては、メディア収益の向上も期待され、高単価のリッチメディア広告の配信が行えるようになります。リッチメディア広告は、ただのテキストや静止画ではなく、動画やアニメーションを組み込んだ動的なコンテンツを使用します。これはユーザーがインタラクティブに体験できる広告を意味します。
「クレド」は、魅力的な広告コンテンツを迅速に作成可能で、豊かなユーザーエクスペリエンスを提供します。HTML5に対応したインタラクティブフォーマットを採用することで、短期間で様々なクリエイティブメディアを制作することができます。また、画一的な広告配信からの脱却を目指し、ユーザーとのエンゲージメントを高めることでブランド認知や好感度の向上に寄与します。
ジーニーは「GENIEE SSP」という日本最大級のSSP(Supply Side Platform)を運営しており、2万社以上の媒体社に広告収益最大化のためのソリューションを提供しています。今回の連携により、リッチメディア広告の制作工数を削減し、効率的な配信が可能になるのです。この新たな取り組みにより、ユーザーの視認性やクリックスルーレート(CTR)、エンゲージメントが向上し、広告のパフォーマンスが最大化されることが期待されています。
「クレド」で生成されたクリエイティブは、ジーニーが管理するプレミアムなメディア枠に配信されるため、その安全性と最適性が担保されます。この新しい広告手法がどのように市場で評価されるか、今後の動向が注目されます。
メディアジーンの CEO、今田素子氏は、クレドの展開を通じて広告主とユーザーとの新たなつながりを生み出すことを目指しています。メディアジーンは、ビジネスインサイダーやギズモードなど多様なメディアを運営し、ターゲットコミュニティに向けた広告の魅力を最大限に引き出しています。
ジーニーは、マーケティングの分野で成功を収めるための革新的なソリューションを提供し、日本とアジア市場でのさらなる成長を目指しています。この提携は、グローバルな視野でのビジネス展開において重要な一歩となるでしょう。さらに、ジーニーは国内外において収益拡大を支援し続けることで、広告業界の変革を進めます。今後の広告シーンにおいて、「クレド」がどのように革新をもたらすのか、その行方に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社ジーニー
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