優雅で快適な介護ケアパジャマ「寝着楽衣」
介護を受けている方々に寄り添う新たなパジャマ、オーダーメイドの「寝着楽衣(ねぎらい)」が岩本繊維株式会社より発表されました。この介護ケアパジャマは、2025年3月からオンラインで購入可能になります。京都の地で78年もの歴史を持つ岩本繊維が、介護を受ける方々とその家族に向けて特別なデザインと使用感を提供します。
開発の背景
介護を行う方々から寄せられた「せめてパジャマくらいは良いものを」という声に応える形で開発が始まりました。介護を受ける方々は一日の大半をパジャマを着て過ごすことが多く、その着心地やデザインが重要視されています。しかし、従来の介護パジャマはどうしても機能性ばかりが優先され、見た目が犠牲になっているという問題がありました。そのため、「寝着楽衣」では、見た目も楽しめる華やかなデザインと機能性を両立させることに成功しました。
コンセプトと特徴
【娘が選ぶお母さんのための介護パジャマ】
このブランドは、介護生活を送るお母さまに「せめてパジャマはステキなものを」という温かい気持ちから生まれました。また、着用する方のお肌に優しい素材として、柔らかなふわふわのガーゼを使用しています。体温調節が難しい高齢者にも最適な吸放湿性を備えた素材です。
【魅力的なデザイン】
介護を受ける方々が「歳を感じさせないようなおしゃれなパジャマ」を着ることができるよう、デザインにもこだわりました。高齢者っぽさを払拭した、華やかで若々しい印象を与えることを目指しています。
【豊富な選択肢】
サイズはXSから12Lまでと幅広く、さまざまな体型の方に対応できるよう工夫されています。また、オーダーメイドにより、袖丈やポケットの有無、袖口のデザインを自由に選択することができます。
【環境にも配慮した製法】
「寝着楽衣」はすべて受注生産で、環境への負担を最小限に抑える取り組みも行っています。必要なものだけを確実に生産することで、環境保護にも貢献しています。
新商品情報
「寝着楽衣」の新商品として、カシュクールケアワンピースも発表されました。こちらは、胸元が重なるデザインで透け感を気にせず着られます。可愛らしい花柄で華やかさを持ちつつ、綿100%のダブルガーゼ素材を使用し、快適さを追求しています。前開き構造により、着脱も楽で、介護者にとっても扱いやすい設計になっています。
今後の展望
今後、さらに多様なニーズに応えるために、上下分かれたタイプのパジャマや、寝たきりの方に特化した設計のアイテムを開発していく予定です。介護現場での使いやすさを徹底追求し、目標とする売上高1億円を達成するため、さらなる成長を目指していきます。
会社概要
- - 会社名: 岩本繊維株式会社
- - 所在地: 京都府京都市西京区桂上野中町76番地
- - 代表者: 岩本悠資
- - 設立: 1948年
- - 資本金: 1,000万円
- - 事業内容: 布団カバーを中心とした寝装品の製造販売
新しい介護パジャマ「寝着楽衣」は、人と人とのつながりを思い出させてくれるアイテムです。介護を受ける人々が笑顔でいられるための一助になれば幸いです。