傷ついた子どもたちを支える「ファシリティドッグの日」イベント
認定NPO法人シャイン・オン・キッズが主催する「ファシリティドッグの日☆レモネードスタンド 2025 at 勝尾寺」が、2025年6月28日と29日の二日間に渡り開催されます。このイベントは、小児がんや重い病気と闘う子どもたちを支援することを目的にしており、レモネードの販売やチャリティグッズを通じて集まった資金は、特にホスピタル・ファシリティドッグの導入に向けた活動に寄付されます。
イベント概要
小児がん啓発活動の一環として行われる今回のイベントでは、全国のインターナショナルスクールから集まった有志が大きな役割を果たします。彼らは、自らが病気を経験した子どもたちを励ますために参加し、売り上げはその全額がホスピタル・ファシリティドッグ®の導入に向けてのクラウドファンディングに寄付される予定です。
2025年6月28日(土)14:00~18:00
2025年6月29日(日)09:00~15:00
- - 場所:勝尾寺(大阪府箕面市粟生間谷2914−1)
- - 交通アクセス:
- 電車の場合:箕面萱野駅からタクシー15分、バス20分
- 車の場合:吹田・茨木・池田ICから約30分(駐車場は予約制)
このイベントの魅力は、何と言っても地域の協力によって生まれた支援の輪です。大坂・勝尾寺の協力を受けて、境内の一部が使用できることになりました。勝尾寺は、歴史ある「勝ち運の寺」として知られ、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。
小児がん支援の象徴「レモネード」
レモネードスタンドは、小児がんやその他の病気を抱える子どもたちの治療支援のために広がる活動の一形態です。この活動はアメリカから始まっており、今では世界中に広がっているチャリティグッズの販売や情報発信を通じて、多くの人に小児がんについての理解を深めることを目的としています。
ホスピタル・ファシリティドッグの存在
認定NPO法人シャイン・オン・キッズのホスピタル・ファシリティドッグ®は、専門的なトレーニングを受け、医療チームの一員として働く犬たちです。この犬たちは、臨床の看護師と連携しながら入院している子どもたちの心のケアを行い、痛みを伴う治療への理解を深めるため活動しています。
ホスピタル・ファシリティドッグは、静岡県立こども病院や東京都立小児総合医療センターなど、日本各地の病院で活動を行っており、日々同じ場所で患者との関わりを持つことで、精神的な安心感を提供します。
シャイン・オン・キッズとは
シャイン・オン・キッズは2006年に設立され、小児がんおよび重い病気を抱える子どもたちとその家族を支援する多様なプログラムを展開しています。他にも、アート介在療法や社会貢献活動の支援など、さまざまな形で子どもたちの心のケアに取り組んでいます。現時点で34の病院や施設で活動中です。
まとめ
病気に苦しむ子どもたちとその家族を支援するために、多くの人々が一つに集結するレモネードスタンド。子どもたちの希望の光となるこのイベントに、ぜひ参加してみてください。新しい出会いや支援の形が生まれる場であることを期待しています。
詳細や交通案内は公式サイト(
シャイン・オン・キッズ及び
勝尾寺)でご確認ください。