金本商会、新工場竣工へ
2024-04-16 11:24:09

広島市に地域最大級!金本商会の新工場が2025年3月竣工予定!産業廃棄物から作るRPFで脱炭素化に貢献

広島市に地域最大級の新工場!金本商会が脱炭素化に貢献



広島市の株式会社金本商会は、2025年3月に地域最大級となる新工場の竣工を予定しています。この新工場では、建設系や混載系のリサイクルが困難な産業廃棄物を、環境に優しい固形燃料「RPF」へと再生する取り組みを行います。

RPFとは?脱炭素社会のキーとなる燃料



RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)とは、主に産業廃棄物である古紙や廃プラスチックなどを原料とした、高品位の固形燃料です。従来、マテリアルリサイクルが困難とされていたこれらの廃棄物を有効活用することで、廃棄物問題の解決と同時に、化石燃料の代替燃料としての利用拡大が期待されています。

地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量の削減に向け、世界的に化石燃料の使用量を減らす取り組みが加速しています。RPFは、石炭などの化石燃料に代わる環境負荷の低い燃料として注目されており、その需要はますます高まっています。

金本商会の新工場:更なるRPF生産量の増加へ



金本商会の新工場は、既存のRPF製造工場を解体した跡地に建設されます。高度な自動選別機や破砕機、RPF成型機などを導入し、生産能力の大幅な向上を目指します。これにより、RPFの生産量を増加させ、脱炭素社会の実現に大きく貢献することが期待されます。

RPFの幅広い活用事例



RPFは、これまで主に製紙会社で使用されてきましたが、近年では化学工場や製鉄所などの発電燃料として、その利用範囲を拡大しています。さらに、燃焼熱や蒸気を利用する温浴施設、牧場の暖房設備、染色工場など、様々な業種で化石燃料の代替燃料として活用されています。

金本商会の取り組み:地域社会への貢献



金本商会は、RPF製造を通して、地域社会の環境保全に貢献するだけでなく、産業廃棄物の有効活用による資源循環型社会の実現にも積極的に取り組んでいます。新工場の竣工は、同社の環境への取り組みを象徴する出来事であり、広島市の持続可能な発展にも大きく寄与するものと期待されます。

新工場の概要



工場名: 広島新工場(仮称)

所在地: 広島県広島市安佐北区大林町字台443

主業務: 産業廃棄物中間処理・RPF製造

主要設備: 高度自動選別機各種、破砕機各種、RPF成型機、集塵機、スクラバー

竣工時期: 2025年3月竣工予定

金本商会の新たな挑戦は、広島市の発展と環境保全の両立を目指す、重要な一歩となるでしょう。今後、RPFの更なる普及と、持続可能な社会の実現に向けて、同社の更なる活躍に期待したいところです。

会社情報

会社名
株式会社金本商会
住所
広島県広島市安佐北区可部9-1-23
電話番号
082-818-4382

トピックス(経済)

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