ALSOKとGMOの新サービス
2025-07-29 13:31:21

物理とサイバーを統合した新サービスの登場 ALSOKとGMOの共同開発

ALSOKとGMOサイバーセキュリティの新たな取り組み


ALSOKとGMOサイバーセキュリティ byイエラエは、2025年7月29日から提供を開始する「ALSOK & GMO サイバー物理ペネトレーションテスト」という新たなセキュリティ診断サービスを共同で開発しました。このサービスは、物理空間からサイバー空間までの不正侵入リスクを可視化し、企業の安全性を向上させることを目的としています。

サービスの背景


近年、サイバー攻撃はますます巧妙化しています。そのため、現行のセキュリティ対策が本当に効果的であるのか、実際の攻撃手法を使用して確認することが不可欠です。脅威に基づくペネトレーションテスト(TLPT)がその手法として注目されています。金融庁からは、定期的なTLPTの実施を推奨するガイドラインも発表されました。

特に、金融業界では物理的なセキュリティに対するニーズが高まっています。金融情報システムセンター(FISC)による基準では、物理的なセキュリティもテスト対象に含めるべきと明記されており、多くの大手金融機関がこの分野においてペネトレーションテストを求めています。

サービスの特長


「ALSOK & GMO サイバー物理ペネトレーションテスト」は、以下の特長を持っています。
1. 物理セキュリティに関する実践的診断: ALSOKの長年の経験を基に、多角的な評価と改善提案を提供します。
2. 現実的な攻撃シナリオの活用: 実際のサイバー攻撃に基づいたシナリオを用いて、現実的なセキュリティ診断を行います。これにより、物理からサイバー空間に至るまでの包括的なリスク評価が可能となります。
3. ニーズに応じた柔軟なスコープ: テスト対象を物理セキュリティやネットワークに限定することも可能で、企業の特性に合わせたプログラムを提供します。
4. 不正侵入・サイバー攻撃の可視化: テスト実施後にはセキュリティの重要性を示すステッカーを発行し、企業のセキュリティへの投資姿勢を可視化します。

実施事例


本サービスは、あおぞら銀行で初めてのテストが行われました。経営層主導のもと、高度なサイバー攻撃に対するリスクを評価し、必要な改善策を迅速に検討・実行することを目的として実施されました。この取り組みにより、サイバーセキュリティと物理セキュリティの両面での強化が進められています。

販売エリア


「ALSOK & GMO サイバー物理ペネトレーションテスト」は、全国で提供される予定です。安全で安心な社会を実現するため、企業におけるセキュリティ意識の向上を目指します。サイバー攻撃のリスクが高まる中で、物理とサイバーの侵入リスクを同時に評価・改善できるこの新しいサービスは、特に金融業界などにおいて重要な役割を果たすでしょう。

おわりに


ALSOKとGMOサイバーセキュリティによるこの新サービスは、物理とサイバーを融合させた次世代のセキュリティ診断を提供します。企業はこの機会に、自社のセキュリティ体制を見直し、実際の脅威に対応できる能力を高めるための一歩を踏み出すべきです。


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会社情報

会社名
ALSOK株式会社
住所
東京都港区元赤坂1-6-6
電話番号
03-3470-6811

トピックス(IT)

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