ブラザー販売株式会社の「越境サーキット」導入の背景
ブラザー販売株式会社は、キャリアの自律やリーダーシップの育成を目的とした新しい研修プログラム「越境サーキット」を2024年度から導入することを発表しました。このプログラムは、株式会社エンファクトリーが提供するもので、社員が異業種のメンバーとチームを組んで、ベンチャー企業の課題に取り組む内容となっています。
この「越境サーキット」は、オンラインで実施される対話型の研修で、3ヶ月間に渡り、他社との交流を通じて新たな視点を得ることが期待されています。ブラザー販売は、学び続ける組織として成長するための実践の場として、このプログラムを活用する意図を持っています。
プログラムの概要と特徴
「越境サーキットは、他社のメンバーと協力し、リアルな課題を解決するための具体的な手法を学びます。プログラムはキックオフから始まり、各チームが選ばれた企業の課題に3ヶ月間取り組むという形式です。
特徴的なのは、プログラムにおいて使用される「変身資産アセスメント」です。このアセスメントを通じて、参加者は自分の心の「アクセル」と「ブレーキ」を可視化し、自身の強みと弱みを理解する機会が与えられます。これにより、メンバー間でリーダーシップを共有し、より良い成果を導くことが期待されています。
特に注目すべきは、プログラムの内容が現場で実際に直面している課題に基づいていることです。このため、参加者は経営者の視点やマインドに触れ、視野を広げることができます。
課題提示企業とスケジュール
2024年度における課題提示企業としては、AI推進企業や独立系FP企業など、多様な業種が参加します。具体的なプログラムのタイムスケジュールは以下のように予定されています:
- - 第1ターム:AI Booster 7/1〜10/01
- - 第2ターム:センシンロボティクス 8/1〜11/01
- - 第3ターム:FPサテライト 10/1〜12/24
- - 第4ターム:ノバルス 11/1〜1/30
- - 第5ターム:若潮酒造 11/25〜2/20
- - 第6ターム:まちのtoolbox 1/7〜3/27
- - 第7ターム:Spomee及びLEO 12/3〜2/24
今後の展望
「越境サーキット」の導入により、ブラザー販売は従業員が主体的に新たな事業課題に挑戦できる環境を構築し、企業の成長を支援することを目指しています。また、このプログラムを通じて得られる学びや経験が、組織全体に波及し、さらに高い成果をもたらす可能性があります。今後の展開に注目です。
「越境サーキット」についての詳しい情報は、公式ページで確認できます:
越境サーキット公式ページ