パナソニックの新プログラム
2025-05-12 13:30:48

パナソニックが「創造性開発プログラム」を導入して人材育成を強化!

パナソニック株式会社の人材育成戦略



パナソニック株式会社くらしアプライアンス社は、近年の人材育成における課題を克服するため、株式会社LDcubeの「創造性開発プログラム(ITS)ライセンス」を導入しました。このプログラムは、企業の人材育成を支援し、創造的な思考を育むことを目指しています。

課題の背景と導入の経緯



近年、パナソニックは海外への生産移管と国内事業の強化を同時に進める中で、異なる文化や考え方の違いが生じました。このためコア技術の継承が難しくなり、国内回帰の方針転換を余儀なくされました。20年間の新卒採用停止後に再開したものの、若手を指導できる環境が整っていないという大きな課題もありました。

出会いと導入の決め手
中島 昭一様(人事センター モノづくり学校)によると、2004年に労働組合の書記長時代に出会ったITS研修がきっかけとなったそうです。このプログラムは、新たな視点と実践的なアプローチを提供し、共通の言語として機能する可能性が評価されました。

研修内容と取り組みの展開



「モノづくり学校」では、新入社員から中堅社員までを対象に、ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルを育成するための幅広いプログラムを設置しています。ITSプログラムによる発想力の向上を目指し、変化に適応できる人材を育てています。
さらに、FISH!プログラムを通じて職場環境の活性化を図り、従業員が生き生きと働ける環境づくりにも焦点を当てています。

受講者の反響と成果



ITSプログラムを受講した社員からは、「思考の箍(たが)」を感じたとの声が多く、実際に職場でその学びを生かしていることが報告されています。柔軟な発想技術を駆使し、日々の業務に創造的思考を取り入れることでコミュニケーションの改善や新しいアイデアの創出が実現されています。

今後の展望と課題



一方で、研修後のフォローアップが不足しているとの課題も浮上しています。新しいアプローチを定着させるためには、フォローアップ体制の強化や工場長の理解を促すことが重要です。また、異業種交流の場を拡充し、より多くの受講者が新しい視点を体験できるよう支援していく方針です。

最終的な目標は、ITSのフレームワークを企業文化として根付かせ、組織全体で共通の価値観を維持することです。この取り組みにより、国内外でのビジネスの成功を目指すとしています。

ITS(Innovative Thinking System)の概要



イノベイティブ・シンキング・システム(ITS)は、革新的な行動を取れる人材を育成することを目的としたプログラムです。創造性と実践力を融合し、実践思考能力やプレゼンテーションスキルの向上も期待されます。

2030年には日本の仕事の約半分がAIに取って代わられると言われていますが、その中で新たに求められるスキルや発想力の重要性が増しています。

株式会社LDcubeからのメッセージ



LDcubeは、効果的な学習環境を提供し、企業の人材育成に貢献することを目指しています。研修後の行動変容を重視し、実績を上げることに力を入れています。これらの取り組みを通じて、パナソニックの成長を引き続きサポートしていきます。


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会社情報

会社名
株式会社LDcube
住所
東京都千代田区神田相生町1番地秋葉原センタープレイスビル8F
電話番号
03-3525-7002

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