しまなみ海道のレンタサイクル利用が急増
一般社団法人しまなみジャパンと株式会社ナビタイムジャパンは、2025年度のしまなみ海道レンタサイクルの貸出実績が、過去最多の173,279台を記録したことを発表しました。この成功は、9年前に始まった両者の共同事業の集大成であり、多くのサイクリストがこの美しい海道を利用しています。
サイクリング観光の進化
しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ世界的なサイクリングスポットとして知られています。両市は、サイクリングを中心に観光地作りを行い、地域の観光振興に貢献しています。今回の実績は、国内外からの利用者増加によるもので、特に海外からの利用者が前年比70%も増加しました。このような背景には、しまなみジャパンとナビタイムジャパンが推進してきたデジタル化による利便性向上があります。
デジタル化の力
特に、2023年10月からの「レンタサイクルを基軸としたしまなみ海道活性化事業」により、レンタサイクル利用者向けのアプリを導入しました。このアプリを使うことで、利用者は予約や貸出を簡単に行えるようになっています。そして2025年度の貸出実績79,502件の大部分が、このデジタルシステムのおかげで実現しました。
新たな分析用ダッシュボードの導入
今後は、新たに導入された「分析用ダッシュボード」により、貸出実績や利用者の動向を一元的に管理・分析できるようになります。このツールは、直感的に操作できるため、専門的なスキルがなくても簡単にデータを分析し、観光施策に反映させることが可能です。これにより、観光地としてのしまなみ海道の利便性がさらに高まるでしょう。
自転車NAVITIMEの進化
また、ナビタイムジャパンが提供する自転車専用のナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」も進化を続けています。このアプリ内には、しまなみ海道に特化したモデルコースや観光スポット、宿泊先の情報が集約され、より多くのサイクリストが便利に利用できるようになります。これまで専用アプリでしか提供されていなかった情報が、今後は広く利用できるようになります。
今後の展望
しまなみジャパンは今後もレンタサイクル利用の拡大を目指し、様々なニーズに対応した新しいバイクの導入を進めます。高身長用のクロスバイクや電動アシスト自転車の導入も予定されており、特に小学生高学年向けの自転車も提供することで、幅広い利用者層に対応できる環境を整えています。
ナビタイムジャパンもこの動きに協力し、全国の地域や自治体へのデータ活用の展開を計画しています。これにより、日本全体の自転車観光の発展に貢献していく考えです。
まとめ
しまなみ海道のレンタサイクル実績は、地域活性化や観光振興の新しい形として注目されています。デジタル化とデータ分析の導入により、観光施策がより効率的に行える時代となり、益々多くの人々がこの美しい海道を楽しむことが期待されます。