医薬研究支援ソフト「研究ナビ」のPoC導入が開始
インジェンタ株式会社は、2026年度のグッドデザイン賞に輝いた医薬研究支援ソフト「研究ナビ」のクラウド版PoC(概念実証)導入を開始しました。この取り組みは、製薬企業やバイオベンチャー、大学などの研究開発部門に焦点を当てたもので、参加企業の研究業務において新しい知見を得る機会を提供します。
「研究ナビ」とは?
「研究ナビ」は、医学や製薬の研究者向けに設計されたAIプラットフォームで、分散した知識や文献をGraph AIで接続し、研究者がAIの回答の根拠を確認できるようになっています。このシステムによって研究者は、より効率的に関連する情報を検索し、意思決定を迅速に行うことが可能になります。
受賞理由や詳細については、「私の選んだ一品2026」展示で確認できるため、多くの研究者が興味を持つことが予想されます。
PoC導入プログラムの概要
Program:
このPoCプログラムでは、参加企業に限り5社を募集し、2027年2月末までの数ヶ月間にわたり、共通の研究テーマを用いて「研究ナビ」がどれだけ実務に役立つかを検証します。その結果に基づいて、今後の活用方法や課題を整理するという流れです。
検証の流れ
1.
準備:研究テーマや評価観点をもとに、利用環境の設定を行います。
2.
利用:参加企業が自社の研究テーマで実際に「研究ナビ」を使用し、得たデータや知見を基に操作研修を受けます。
3.
効果検証:得られた結果を整理し、次のステップを提案します。
受付と実施
- - 受付期間:2026年12月11日まで。
- - 対象:製薬会社、バイオベンチャー、大学の研究機関。
- - 実施期間:開始から2〜3ヶ月程度。
参加希望の方は、研究ナビの公式サイトからお問い合わせが可能です。
具体的な活用例
研究ナビのPoCでは、次のようなことが可能になります:
- - 新たな研究テーマの仮説探索:グラフで文献をたどり、仮説の候補を整理できます。
- - 社内の情報との照合:過去の実験条件を確認し、最前線の知見と合わせて見直せます。
- - 根拠を通じた文献調査:回答ごとの出典を簡単に確認できるため、正確な情報を整理可能です。
データ安全管理
PoCで使用されるクラウド版は、国内のサーバーに分離してデータを保存し、セキュリティが確保されています。また、データの取扱いについても厳格な規定が設けられており、参加企業が機密性を重視できる環境が整っています。
将来への展望
インジェンタは、今年度のPoC実施を通じて、研究支援ソフトの利便性と実用性を確認し、引き続き研究者からのフィードバックを製品改善に反映していく予定です。2027年には、正式なサブスクリプション版の提供も見込まれています。「研究ナビ」の導入で、医薬研究の未来がさらなる進化を遂げることに期待が寄せられています。
会社概要
インジェンタ株式会社は、AI技術を基盤とした新たなソリューション開発を進めています。特に医療・製薬分野での専門性を生かし、多くの実装経験を経験しており、企業ごとのニーズに応じた柔軟な導入支援を行っています。